少女時代・ソヒョンが練習生時代のエピソードを明かした。
4月16日、少女時代・ヒョヨンのYouTubeチャンネル「ヒョヨンのレベルアップ」では、「ヒョヨンの上下関係を正しに来たソヒョン(with タメ口チャレンジ)」というタイトルの動画が公開された。
この動画では、2人がSMエンターテインメントの“先輩・後輩文化”について語る場面があった。
礼儀に厳しかったメンバーは?
「メンバー同士、実はそんなに年齢差ないんだよね。ユナが1歳下、ソヒョンが2歳下」と語るヒョヨンに対し、ソヒョンは「みんな10歳ぐらい離れてるって思ってたみたい」と笑いながら返答。ヒョヨンも「私の周りもそうだった。礼儀正しくて、すごく年下に見られてた気がする。なんでそんなに礼儀正しかったの?」と問いかけた。

ソヒョンは「それがSMの教育だった」とし、「小学生の時にSMの練習生になったけど、上下関係がすごく厳しくて、先輩には必ず敬語を使わなきゃいけなかった。最初にユリ姉さんに会った時、名前を聞かれて“私、ソ・ジュヒョン(本名)だけど”って答えたら、“タメ口はダメ、敬語を使いなさい”って言われて、“はい、わかりました”って。それからずっと、自然とそうなっていった」と回想した。
ヒョヨンが「その“礼儀”を厳しく教えてた人っていた?」と聞くと、ソヒョンは「怖かったわけじゃないけど…ユリ姉さんかな」と率直に明かした。
海外から来たティファニーとのエピソード
さらにヒョヨンが「ソヒョンも後輩に同じように教えてたの?」と尋ねると、ソヒョンは「いや、私はそんなことはなかった。でもよく考えたら、パニ姉さん(ティファニー)も私の後だったし、みんな後輩だった」と語った。
ヒョヨンは「パニは海外から来たから、ちょっと不慣れだったよね。そんな時にソヒョンがルールを教えてあげてたよ。敬語じゃなかったけど」と述べると、ソヒョンは「後輩は30分早く来て床掃除をしないといけなかった」と、練習生時代の“暗黙のルール”を語った。

それを聞いてティファニーが「ワッ?!」と驚いていたというエピソードも披露され、ヒョヨンは「韓国語がよく分からないって言ってたし、ネイルもすごくて驚いた。中学3年生であんなネイルして、ピンクの服に大きなバッグ持ってて…まるで『ミーン・ガール』(米BBCドラマ)みたいだった」と当時を振り返った。ソヒョンも「まさにカリフォルニアガールって感じだった」と笑った。
ヒョヨンは「中学生であれは衝撃だったよね。でも、そんな時にソヒョンが“30分前に来てモップで掃除してください”って言ったら、“モップって何?”って返されたのを思い出す」と話し、スタジオを笑いに包んだ。
ソヒョンは「でもそれが当たり前だった。年上の大先輩が直接言うわけにはいかないから、下の立場の子がさらに後輩に教える。そうやって秩序が保たれてた」と、上下関係の文化について語った。
ヒョヨンも「会社でも同じだよね。社長がインターンに直接言うわけじゃないし。でも、私たち(先輩たち)もちょっと意地悪だったかも」と振り返ると、ソヒョンは「本当に、めちゃくちゃ泣いてた。イタズラとか冗談も受け止められなくて、子どもだったから」としみじみ語った。
「本当にいじめたかと思って…」
「私の誕生日のとき、日本でツアー中だったんだけど、みんなでパーティーしてて、私がトイレから戻ったら誰もいなくなってて…。ケーキもなくて、泣きそうになって“ひどい…”って思ってたら、カーテンの後ろから出てきてサプライズしてくれた」とのエピソードも明かした。

これを聞いたヒョヨンは「今、ヒヤヒヤしてた。本当にいじめたかと思って」と笑いながら、「小さないたずらはしてたけどね」と回想。ソヒョンも「今はもう泣かない。すっかり強くなった」と言い、ヒョヨンは「私たちのせいでね」と返していた。
ソヒョンは「今は私も冗談を言ったりできるようになったけど、あの頃は“私、何か悪いことしたかな…”って思ってた。ほんと子どもだったから」と、デビュー前の多感な時期をしみじみと振り返った。
(記事提供=OSEN)
◇ソヒョン プロフィール
1991年6月28日生まれ。本名ソ・ジュヒョン。2007年に少女時代のメンバーとしてデビューした。最年少メンバーながら170cmという高身長にスラリとしたスタイルの持ち主で、グループ内ではリードボーカルを担当。2019年、イ・ジュンギやチソンなど演技派俳優が多数所属するナム・アクターズに移籍。主な出演作に映画『モラルセンス ~君はご主人様』、ドラマ『プライバシー戦争』『ジンクスの恋人』など。