韓国にルーツ持つ大谷同僚エドマン、移民母が感激の始球式 ドジャース「韓国の日」で温かい抱擁 | RBB TODAY

韓国にルーツ持つ大谷同僚エドマン、移民母が感激の始球式 ドジャース「韓国の日」で温かい抱擁

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韓国にルーツ持つ大谷同僚エドマン、移民母が感激の始球式 ドジャース「韓国の日」で温かい抱擁
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ロサンゼルス・ドジャースが開催した「コリアン・ヘリテージ・ナイト」は、韓国系アメリカ人のトミー・“ヒョンス”・エドマンにとっても忘れられない一日となった。

【写真】エドマンの奥さんは日系人

ドジャースは4月17日(日本時間)、本拠地ドジャー・スタジアムで開催したコロラド・ロッキーズ戦を「コリアン・ヘリテージ・ナイト」として、韓国の文化を紹介するイベントを行った。

毎年開催されている同イベントだが、今年は韓国系アメリカ人選手のエドマンがいるだけに、より特別な一日となった。

韓国系移民の母は根っからのドジャースファン

この日はエドマンの韓国名「クァク・ヒョンス」と韓国語で書かれた特別ユニホームが観客に配布。韓国の人気アイドルグループTREASUREも会場を訪れた。彼らは野外ステージでパフォーマンスを披露し、エドマンとも対面した。

試合前の始球式は、エドマンの母親であるクァク・ギョンアさんが務めた。

クァク・ギョンアさんは「クァク・ヒョンス」と息子の名前が入ったユニホームを着て、韓国語で「ドジャース」と書かれ韓国国旗も入ったキャップを被って登場すると、まるでボールを「投げ捨てる」ような始球式で会場の笑いを誘った。

ボールがあらぬ方向へ飛んでいくと、クァク・ギョンアさんは恥ずかしそうに頭を抱えた。捕手役を務めたエドマンはボールを拾って母親のもとへ向かい、温かい抱擁を交わした。

エドマン
(写真提供=OSEN)エドマン

エドマンは韓国人の母親クァク・ギョンアさんとアメリカ人の父親ジョン・エドマンさんの間に生まれた。2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、韓国代表史上初の韓国系アメリカ人選手として出場し話題となった。

ドジャースの試合を中継する放送局「スポーツネットLA」の中継陣も、この日はエドマンが登場するたびに「ヒョンス」という韓国名で紹介した。

1回のエドマンの初打席で、実況はクァク・ギョンアさんについて「エドマンは母親のためにWBCで韓国代表としてプレーした。韓国生まれでない選手としては初めてだった。母モリン(クァク・ギョンアさんのアメリカ名)は幼い頃にアメリカに移民した」と紹介した。

実況によると、クァク・ギョンアさんは始球式のために練習を続け、映像もチェックするなど徹底的に準備してきたという。「スポーツネットLA」リポーターのキアステン・ワトソンは「エドマンは試合前、“母が本当に緊張していた”と話した。ドジャースファンとして育った母親にとって本当に特別な瞬間だった。息子がドジャースのユニホームを着てプレーし、始球式まですることになった。本当に意味深いことだ」と伝えた。

また、ワトソンは「観客が多かったためプレッシャーも大きかっただろう。始球式を終えた後、“大丈夫、すごく良かった”と伝えると、彼女(クァク・ギョンアさん)は“ここにいる人たちのために本当に一生懸命練習した”と答えた」と明かした。

エドマン
(写真提供=OSEN)エドマン

大谷とともに大活躍中

エドマンの母方、つまりクァク・ギョンアさんの家族はほとんどがロサンゼルス地域に住んでいる。昔からロサンゼルスに根を下ろしており、クァク・ギョンアさんもドジャースを応援して育った。

エドマンは2019年にセントルイス・カージナルスでMLBデビューを果たすと、昨年7月にトレードでドジャースに移籍。クァク・ギョンアさんは応援してきたチームに息子がいるという幸運を享受することになった。

エドマンは昨年のドジャース加入以降、打撃が著しく向上している。ナ・リーグ優勝決定シリーズではMVPを獲得し、ドジャースのワールドシリーズ優勝に貢献した。シーズン終了後にはドジャースと5年総額7400万ドル(日本円=約105億3645万円)で延長契約も結んだ。

「コリアン・ヘリテージ・ナイト」だったこの日、エドマンは3打数無安打1死球と沈黙したが、今シーズンは20試合で打率0.263(76打数20安打)、6本塁打、14打点、OPS(出塁率+長打率)0.858を記録しており、大谷翔平とともにチーム最多本塁打をマークしている。

なお、同日のロッキーズ戦はドジャースが8-7で勝利。大谷は1回裏に先頭打者ホームランを打つなどの活躍を見せた。

2026年3月に開催されるWBCにも、再び韓国代表として出場する可能性が高い。

今月12日、台湾メディア『JCON TAIWAN』とのインタビューでエドマンは「台湾には優れた選手が多い。才能ある台湾の投手たちが韓国戦に出てくるとすれば、興味深い試合になるだろう」とコメントし、韓国と同じプールCに入った台湾との対戦を楽しみにしている様子を見せ、WBC韓国代表に参加する意思を示した。

その後、日本メディアの取材では明言を避けたものの、ベストメンバーでWBCを戦う予定の韓国代表としては、必ず招集しなければならない選手であることは間違いない。

(記事提供=OSEN)

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《スポーツソウル日本版》

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