少女時代のテヨンが、日本ソロコンサートの突然の中止を受け、複雑な心境を明かした。
テヨンは4月18日、ファンとの交流プラットフォーム「Bubble」を通じて、「SONE(少女時代ファン)が心配で、気持ちが本当に沈んでいて、何をどう言えばいいのか…」と切り出した。
続けて、「この状況が本当に嫌で、SONEに申し訳ない」と語り、「みんなの努力と期待で作り上げたコンサートが一瞬で消えてしまったよう、まるで奪われた気分。虚しくて、やるせないこの気持ちをどう表現すればいいのかわからない」と、率直な思いを吐露した。

先立って4月17日、所属事務所のSMエンターテインメント(以下、SM)は、テヨンの日本公式ホームページを通じて、4月19・20日に東京・有明アリーナで開催予定だった「The TENSE in JAPAN」の中止を発表した。
SMは、「アジアツアーで使用している機材を日本へ輸送中だが、現時点でも日本に到着しておらず、コンサートを開催するための十分な準備が整えられない状況にある」と説明。テヨンにとっては、機材輸送の問題によって公演が中止されるという、あまりにも理不尽な状況に直面する形となった。
なお、テヨンは3月のソウル公演を皮切りにアジアツアーを開催中。これまで台北、マニラ、ジャカルタでの公演を終え、日本公演を目前に控えていた。今後は、4月26日のマカオ公演、5月3・4日のシンガポール公演、5月31日・6月1日のバンコク公演、そして6月7日の香港公演が予定されている。
◇テヨン プロフィール
1989年3月9日生まれ。韓国・チョンジュ市出身。2007年に少女時代のメンバーとしてデビューした。優れた歌唱力と色白で上品な顔立ち、優しい性格などが評価され、グループ内で高い人気を誇る。2015年に待望のソロデビューを果たしてからは「信じて聴く」という枕詞が付くようになった。2019年には映画『アナと雪の女王2』の公式カバーアーティストに抜擢。劇中のメイン楽曲『Into the Unknown』を歌った。