「とても素晴らしいです!本当に楽しんでいます。すばらしい場所ですね。日本にはよく家族で来るのですが、毎回とても楽しんでいます。スター・ウォーズのことを考えるとき、日本映画と文化、伝統は切り離せないんです。ジョージ・ルーカスも日本が大好きなんです。『マンダロリアン』にも『フラッシュ・ゴードン』や西部劇、そして黒澤明の侍映画が特に影響しています。日本に来ることができて光栄です」

幕張メッセで開催されている「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)』(2019)以来の劇場公開作品となる『マンダロリアン&グローグー』のステージイベントに登場したジョン・ファヴロー監督は来日した感想をコメントした。

また、メイキング写真を見せながら「楽しむことを忘れないで毎日仕事をして、皆さんの反応を見て何年もかけてフィードバックするんです。そして、IMAXで撮影するからセットも巨大ですよ」「映画ではおなじみのキャラクターも戻ってきます」と話し、ドラマシリーズで人気となった“BDXドロイド”と“ドロイドの小さな修理人アンゼラン人のクリーチャーのオットーが乗るドロイドがステージ登場した。


『マンダロリアン&グローグー』は『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)』のその後の世界を舞台とし、孤高の賞金稼ぎ“マンダロリアン”とフォースの力を秘めた孤児“グローグー”の絆を描き、世界中で熱狂的なファンを生んだ実写オリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」の劇場版だ。

ステージでは、さらにサプライズの演出が。ドラマシリーズに続いて主演を務めるマンダロリアン(ディン・ジャリン)を演じるペドロ・パスカル、さらに映画からの新キャラクターを演じるシガーニー・ウィーバーが登場すると会場からは大歓声が上がった。ペドロ「初めてジョンとデイヴに壁一面に貼られた『マンダロリアン』シーズン1の絵コンテを見せてもらった時のことを思い出します。その時はまだ役をもらってなかったんですが、素晴らしい絵コンテで人々が驚くのはわかっていました」と明かした。映画からの登場となるシガーニーは、「スター・ウォーズ」シリーズに初参加することについて、「本当にラッキーです!こんなにたくさんのファンの皆さんにお会いできてうれしいです!まず、ジョンとデイヴにZOOMミーティングに呼ばれ、映画のために『マンダロリアン』を見てほしいと言われたんです。そして、キャラクターたちに、特にペドロ演じるマンダロリアンに魅了されました」とペドロの肩をとった。さらに、シガーニーが、「そしてもちろん、グローグーも大好きになりました。皆さんもそうでしょう?私は魅了されてしまったんです…グローグーも登壇したいんじゃない?」と呼びかけると、その愛くるしい見た目で世界中を虜にしたまるで“ヨーダ”のような見た目でフォースを使う特別な子ども“グローグー”が監督に抱えられながらステージに登場した。
そして、イベントのラストには更に観客にビッグなサプライズプレゼントが!
ジョン・ファヴロー監督が、「少し映画を見てもらう必要があるかも…」とコメントすると、この日、会場に集まったファンのためだけに、映画の最新映像がスクリーンに映し出された!世界初解禁となるフッテージ映像が流れると会場のボルテージは最高潮に達した。
そして本日、邦題と日本公開日も正式発表。『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』というタイトルで、日米同時となる2026年5月22日(金)に公開することが決定した。