韓国スターの結婚式が相次ぐなか、トラブルも発生している。
【写真】「週5回はやれ」韓国俳優(87)が結婚式で“セクハラ挨拶”
4月20日には、コヨーテのキム・ジョンミン、歌手Ailee、お笑い芸人シム・ヒョンソプが結婚式を挙げた。
めでたいニュースだが、キム・ジョンミンの結婚式に参加した歌手のインスニは4月21日、自身のインスタグラムを通じて、謝罪することになった。
まず、彼女は「大切に思っている後輩の結婚式が非公開で行われたのだが、そのことを私が認識しておらず、2人の姿があまりにも美しくて、思わず写真を投稿してしまった」と述べた。
続いて「今朝、新郎新婦に深く謝罪し、大丈夫だという言葉をもらいましたが、私の心は今も重く、申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と心境を明かし、「私がもっと注意して守ってあげるべきだったのに…。2人には本当に申し訳なく、今後は幸せと愛に満ちた日々が続くよう祈っている」と謝罪した。

インスニは前日の20日、キム・ジョンミンの結婚式の写真を公開したのだが、一般人である新婦の写真まで掲載してしまい、一部のネットユーザーから批判を受けた。その後、インスニはすぐに投稿を削除した。
問題発言から“不仲説”まで
祝福の場であるはずの結婚式でも、トラブルが起きることは少なくない。
例えば、2023年4月7日に行われた歌手兼俳優イ・スンギと女優イ・ダインの結婚式では、即席の主礼として前に出たベテラン俳優イ・スンジェの挨拶が議論となった。

その場でイ・スンジェは「旺盛に積極的に愛を分かち合え。1週間に5回はやれ。力が抜けたらできない」と発言したのだ。
このストレートな言葉を受けて、イ・スンギは冷や汗をふくような仕草を見せ、イ・ダインは恥ずかしそうにブーケで顔を隠した。
会場は笑いに包まれており、現場の雰囲気は決して悪くはなかったが、ネット上では「十分にセクハラといえる発言」「結婚式の場でする話ではない」といった批判が相次いだ。

同じく、2024年5月に行われたSUPER JUNIORのリョウクとガールズグループTAHITI出身アリの結婚式でも、とある発言が議論を呼んだ。
結婚式の司会を引き受けたイトゥクは、その場に出席したカンインについて「活動期間5年、自粛期間15年を経験しているカンインだ。カンインも食べていけるように、たくさん助けてほしい」と話した。

この発言が問題視された。飲酒運転事故や女性暴行事件などの問題でSUPER JUNIORを2019年7月に脱退したカンインを、芸能界に復帰させようとする動きではないかとの指摘だった。
イトゥクの発言が注目されると、カンインは「イトゥク兄さんが何か意図を持って話したわけではない。叱責するなら私にしてほしい」と釈明した。
このように、発言が物議を醸す例もあるが、結婚式に関連したトラブルで最も多いのは、所属していたグループのメンバーの結婚式に参加しなかったことで、“不仲説”が浮上するケースだろう。
昨年10月、ガールズグループSecret(シークレット)出身の歌手ソン・ジウンが “車椅子ユーチューバー”のパク・ウィと結婚式を挙げた。その結婚式には、ソン・ジウンとともにSecretのメンバーとして活動したチョン・ヒョソン、チョン・ハナが参加したが、メンバーで唯一、ハン・ソナだけが参加しなかった。
しかもハン・ソナは、結婚式当日に他者と会食を行っていたことがわかり、Secretの “不仲説”が浮上している。

また、ガールズグループT-ARA・ジヨンの結婚式にはボラムやソヨンが参加せず、同じく不仲説が出た。ただ、今年4月に行われたT-ARA・ヒョミンの結婚式には、ボラムは参加した。
ガールズグループSugar出身の“ICONIQ(アイコニック)”ことアユミの結婚式には、Sugarのメンバーで「ペ・ヨンジュンの奥さま」であるパク・スジンだけが参加せず、こちらも注目された。

そのほか、ボーイズグループSHINHWA(神話)のシン・ヘソンはエンディの結婚式に、タレントのユン・ジョンスは同僚であるパク・スホンの結婚式に、俳優イ・シオンは俳優ナムグン・ミンの結婚式に参加しなかったことで、やはり不仲説が飛び出したことがある。
結婚式に招待されたものの出席しなかったことで不仲説が浮上するケースは多いが、「そもそも招待されていない」と反論した元K-POPアイドルもいた。
ガールズグループJEWELRY出身の歌手ソ・イニョンの結婚式には、同グループ出身のチョ・ミナが参加せず、不仲説がささやかれた。

これについてチョ・ミナは「友人の結婚式に参加するのがそんなに大変なのかと、ある方が私にメッセージを送ってきた。招待されていないのに、どこで何時にやるのか、どうやって知ることができるか。私が非難されて陰口を言われる理由がない。私が他人の悪口を言ったり、同僚をいじめさせたりしたのか」と説明した。招待されていないのでは、参加しようがなかったというわけだ。
注目度の高いスターの結婚式には、祝福だけでなく思わぬ波紋がつきまとうこともあるようだ。今後は、純粋な祝福だけが話題になるような結婚式が増えていくことを願いたい。
(文=スポーツソウル日本版編集部)
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