SHINeeのミンホが、グループに対する深い愛情を語った。
4月25日、ソウル・芸術の殿堂オペラハウスで、ミンホが出演中の演劇『ランデブー』(原題)に関連するインタビューが行われた。
『ランデブー』は、ロケット開発に没頭する科学者テソプと、ダンスを通じて自由を求めるジヒが、偶然の出会いをきっかけに、それぞれの傷と感情に向き合う様子を描いた2人芝居劇。ミンホはパク・ソンウン、パク・ゴニョンと共にテソプ役にキャスティングされ、4月5日から芸術の殿堂・自由小劇場で観客と対面している。

この日、演劇に対するSHINeeメンバーたちの反応について尋ねられると、ミンホは「僕たちは毎年アルバムを出して、音源もリリースして、活動して…同じパターンが繰り返されているので、初めてソロ活動をしたときはお祝いしてくれましたけど、だんだん『お、ファイティン』『出たんだね?』『また出したの?』みたいな感じになってきました(笑)」とメンバーとの関係性を明かした。
続けて、「でも演劇はメンバーもやったことのないジャンルで、ある意味特別なので、出演すると伝えたときは、去年もそうでしたが『観に行きたい』と言って応援してくれました」と話した。
普段からメンバーが何か新しいことを始めるたびに応援しているというミンホ。記者が「メンバーが観に来なかったら寂しくないか?」と尋ねると、「若い頃はそうでした。寂しく感じたし、でもそのことを話したら『なんで寂しいの?』って返されて、『あ、寂しくないって感覚もあるんだ。自分だけの考えだったのかも』って思ったんです。今は平気です。忙しいのも分かるし、来たければ来るだろうし。僕は行きたいから観に行く。それだけのこと。理解しないと、自分だけイライラしても仕方ないので(笑)」と率直な心境を明かし、笑いを誘った。

また、俳優としての活動において、SHINeeというチームが自身にとってどんな意味を持つのかという質問には、「とても大きな存在です」と即答。「以前は『グループ活動をこんなに長く続けられるかな?』と考えたこともありました。アイドル出身ということで偏見も多かったですし。でも長く活動すればするほど、その偏見を1つずつ打ち破っていくのが楽しいと感じるようになりました。SHINeeは家族のように共に歩む存在であり、僕の安息所でもあります。誰かは僕のように(アイドルと俳優の両立を)やってみたいと思っているかもしれないし、僕にとっては2つの道を絶対に手放したくないという気持ちと目標があります」と力強く語った。
さらに、「自分では気づかなかったけど、僕が活動しているだけでファンの皆さんにとっては力になり、安らぎになることもあるようです。その気持ちを知ってからは、自分が“プレイヤー”なんだという自覚がより強くなって、『自分が守れば守られるんだ』と思うようになりました。だからもっと大切にしていこうと思いました」と、ファンへの想いも明かした。
しかし、「こういった話をメンバーと共有したりするのか?」という質問には、「こういう話をすると、メンバーは嫌がります(笑)。『また真面目な話してる』って。お酒を飲んで語ったりすると、うなずいてちょっと目が潤んだりすることはありますけど…メンバーの性格はよく分かってるので、僕の真面目な話をちゃんと聞いてくれる感じではないですね」と語り、笑いを誘った。
なお、ミンホが出演する演劇『ランデブー』は5月11日までソウル・芸術の殿堂 自由小劇場にて上演される。
(記事提供=OSEN)
◇ミンホ プロフィール
1991年12月9日生まれ。本名チェ・ミンホ。2008年にSHINeeのメンバーとしてデビューした。グループ内ではメインラッパーとボーカルを担当しており、俳優としても活躍。『メディカルトップチーム』『花郎<ファラン>』『ユミの細胞たち』といったドラマに出演し、アーティストにとどまらない人気を博している。実父はプロサッカーKリーグ2の忠北清州FCを率いるチェ・ユンギョム監督。ミンホ自身も芸能界屈指の万能スポーツマンとして知られ、K-POPアイドルが各種スポーツで競う類のバラエティ番組では毎回圧倒的な存在感を放っている。