俳優キム・スヒョンと故キム・セロンさんの疑惑と関連し、突然名前が浮上した元祖“韓流四天王”ウォンビンが立場を明らかにした。
5月9日、ウォンビンの関係者は複数の韓国メディアに「故人を哀悼するために葬儀場に行ったこと以外、関与したことはない」と伝えた。
先立って5月7日、キム・スヒョンの未成年交際疑惑を発信し続けているYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」のキム・セウィ代表が記者会見を開いた。
その場でキム・セウィ代表は、キム・セロンさんの音声ファイルを提供した“情報提供者”の妻が「この件で多くの支援と励ましをくれた俳優ウォンビンにも感謝を伝えている」と述べたとし、その音声を公開した。

録音の中で彼女は、「最初、ウォンビンさんが誰かも知らなかった。韓国で有名な方だとも知らなかったが、彼がしてくれたことを見て初めて知った。静かに現れてくれて、本当に尊敬の念を抱いた。あの人間味が、私たちには想像以上の意味を持った。心から感謝している」と感謝の言葉を述べた。
キム・セウィ代表によれば、米ニュージャージー在住の“情報提供者”は襲撃を受け、命の危険にさらされたという。
これにより、ウォンビンが一連の事件に何か関係しているのではないかとの疑問が残った。ウォンビンは2010年の映画『アジョシ』で、当時は子役だったキム・セロンさんと共演している。
しかし今回、ウォンビンの関係者が「関与したことはない」と明言したことで、キム・セウィ代表側の主張に疑問点が残ることになった。

一部からは、情報提供者の妻が「静かに現れてくれて、本当に尊敬の念を抱いた」と語ったのは、葬儀場にウォンビンが訪れたことに関する話ではないかとの見方もある。
なお、キム・スヒョンの誕生日でもある去る2月16日、女優のキム・セロンさんがソウルの自宅で死亡しているのが発見された。遺族は葬儀を終えた後、カロセロ研究所を通じて、故人が15歳のときからキム・スヒョンと6年間交際していたと主張した。
これに対しキム・スヒョン側は、故人が未成年であった当時に交際していた事実はないと否定。キム・セロンさんの遺族およびカロセロ研究所を相手取り、約120億ウォン(約12億円)相当の損害賠償訴訟を提起した。
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