女優のチョ・ボアが、結婚後初の復帰に対する心境を明かした。
5月13日午前、ソウル・ラマダホテル2階のグランドボールルームにて、Netflixシリーズ『呑金/タングム』の制作発表会が行われ、主演のイ・ジェウク、チョ・ボア、チョン・ガラム、オム・ジウォン、パク・ビョンウン、そして演出のキム・ホンソン監督らが出席した。
『呑金/タングム』はチャン・ダヘ作家の人気小説を原作とした作品。消息を絶っていた朝鮮最大の商団の息子ホンラン(演者イ・ジェウク)が記憶を失ったまま12年ぶりに戻り、義理の姉ジェイ(演者チョ・ボア)だけが彼の正体を疑うなか、2人の間に芽生える得体の知れない感情を描いたミステリーロマンス時代劇だ。

Netflixシリーズ『ペーパー・ハウス・コリア:統一金貨を奪え』や、オカルトドラマの金字塔『客 ーザ・ゲストー』『ボイス』などを手掛けたキム・ホンソン監督と、Apple TV+のSFスリラー『Dr.ブレイン』の脚本家として知られるキム・ジナがタッグを組んだことで、大きな期待が寄せられている。
チョ・ボアは2024年10月、長年交際していた男性と結婚。もともとは今年4月にDisney+の『ノックオフ(Knock Off)』(原題)で復帰する予定だった。しかし、主演のキム・スヒョンと、元恋人である故キム・セロンさんをめぐる私生活の問題により、『ノックオフ』の公開が無期限延期となり、作品自体が棚上げとなってしまった。これによりチョ・ボアの復帰も遅れ、業界内では「最大の被害者」とも言われていた。
この日チョ・ボアは、「『呑金/タングム』は長い期間をかけて撮影しました。ポストプロダクションの期間も経て、ようやく皆さんにお届けできるようになりました」とコメント。
復帰作が変更されたことについては、「作品の制作期間が長かった分、今はより一層、緊張とときめき、そして不安も大きいです。でも、たくさん期待していただき、愛していただけたら嬉しいです」と語った。
なお、Netflixシリーズ『呑金/タングム』は、5月16日より全世界190カ国で公開される予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇チョ・ボア プロフィール
1991年8月22日生まれ。本名チョ・ボユン。2012年のドラマ『美男<イケメン>バンド~キミに届けるピュアビート~』でデビュー。『馬医』『インヨ姫』『失踪ノワールM』『ウチに住むオトコ』『愛の温度』『別れが去った~マイ・プレシャス・ワン~』『ボクスが帰ってきた』『九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~』『軍検事ドーベルマン』『この恋は不可抗力』など、数多くのドラマに出演。2024年8月、一般男性の恋人と10月に結婚すると発表した。
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