大谷翔平が見せた“デコピン愛”に、韓国でも多くのファンが心を揺さぶられているようだ。
大谷は5月14日(日本時間)、自身のインスタグラムで愛犬デコピンの2歳の誕生日を祝う写真を公開した。
投稿された写真には、自身の顔が描かれた5枚のイラストとともに堂々とポーズを決めるデコピンの姿が写っている。色とりどりの花束や金色の「2」のバルーンの横で、カメラをじっと見つめるキュートな表情も印象的だ。
また、大谷はデコピンの“ナ・リーグMVD受賞”を称える写真も公開。デコピンの足元に置かれたプレートには「National League Most Valuable Dog」と書かれており、ファンの笑いを誘っていた。

大谷とデコピンの縁は2023年のMVP発表まで遡る。
当時、大谷はデコピンとともにソファに座りながら、アメリカ現地の番組にリモート出演。当時はデコピンの名前こそ明かされていなかったものの、大谷とデコピンの仲睦まじさが世界中のファンに感動をもたらし、「デコピン・シンドローム」を生み出した。『MLB.com』も「MVPの本当の主人公はデコピンだ」と、単独で紹介記事を出したほどだ。
オランダ原産の犬種「コーイケルホンディエ」であるデコピンは、愛らしいルックスと高い社交性で、ドジャースファンのみならず、日米をはじめとする全世界のファンの人気者になった。過去にはドジャースの始球式にも登場し、“デコピン流始球式”で球場を沸かせたこともある。
また、大谷は昨シーズンのワールドシリーズ優勝パレードでも、妻・真美子さん、そしてデコピンとともにファンと喜びを分かち合っていた。当時、アメリカ現地メディアは「大谷よりも歓声を浴びたスターはデコピンだった」と、ファンの熱狂的な反応を伝えていた。
大谷は過去のインタビューで「最も緊張した瞬間はデコピンの始球式だった」と語るほど、デコピンに対する格別な愛情を示している。
去る4月20日に第1子となる長女が誕生した際のインスタグラム投稿でも、「健康で可愛い娘を産んでくれた愛する妻に感謝します。僕の娘へ。僕たちをとても心配性な親にしてくれてありがとう」と綴り、赤ちゃんの足とみられる写真を公開するとともに、デコピンの写真も小さく添えていた。