数々の名作時代劇に出演した俳優パク・キュチェさんがこの世を去って、2年が経過した。
パク・キュチェさんは2023年7月1日午後、84歳でこの世を去った。生前は肺炎の治療を受けていたという。
1938年生まれのパク・キュチェさんは、高麗(コリョ)大学農林大学に在学中、学内の劇芸術研究会に入団。『ハムレット』『アンティゴネ』などの舞台に出演して演技を学んだ。その後、1957年に国立劇団に入団し、1961年にはKBS開局時の特別採用でタレントデビューを果たした。
その後、1981年のドラマ『第1共和国』を皮切りに、『共和国』シリーズや『朝鮮王朝500年』シリーズなど、数多くの時代劇に出演。ほかにもアニメ映画『稲妻アトム』などでは声優としても活動した。
晩年も精力的に活動を続け、2006年のドラマ『淵蓋蘇文』、2015年の映画『国選弁護人 ユン・ジンウォン』、2016年の映画『バッカス・レディ』にも出演していた。

(記事提供=OSEN)