世界遺産の“宝物”に釘を打った韓国ドラマスタッフ、起訴猶予処分に 『グランメゾン』俳優も謝罪 | RBB TODAY

世界遺産の“宝物”に釘を打った韓国ドラマスタッフ、起訴猶予処分に 『グランメゾン』俳優も謝罪

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世界遺産の“宝物”に釘を打った韓国ドラマスタッフ、起訴猶予処分に 『グランメゾン』俳優も謝罪
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ユネスコ世界文化遺産に釘を打ち込んだ韓国ドラマのスタッフ3人が、起訴猶予処分を受けた。

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7月2日、大邱(テグ)地検・安東(アンドン)支庁は、文化遺産の保存および活用に関する法律違反の疑いで告発されたドラマ撮影スタッフについて、「犯行の経緯や結果などを総合的に考慮した結果、起訴は見送ることにした」と明らかにした。

“起訴猶予”とは、犯罪の事実が認められても、検察が事件の情状や影響などを考慮して、起訴しない処分を指す。捜査当局関係者は、「告発人が別途、異議申し立てを行わない限り、このまま事件は終結することになる」と説明した。

問題が発生したのは、KBSドラマ『主役の初体験、私が奪っちゃいました』の撮影中のこと。撮影班は昨年12月30日、小道具の提灯を吊るすため、屏山(ピョンサン)書院の晩對樓(マンデル)の梁の6カ所と、東齋(トンジェ)と呼ばれる宿舎棟の柱1カ所に釘を打ち込んだとして、市民や安東市から告発されていた。

調査の結果、木材に残された釘の痕跡は1本あたり直径約23mm、深さ約11.5cmに達していた。屏山書院は韓国の史跡第260号であり、ユネスコ世界文化遺産にも登録されている。なお、釘が打ち込まれた晩對樓は、“宝物”に指定されている。

この問題が明るみに出た直後、KBSは公式謝罪文を発表し、再発防止策の策定および文化財の復旧手続きについて関係機関と協議を行うと約束した。なお、問題となった撮影映像はすべて破棄されている。

そして監督のイ・ウンヒは、6月11日に行われた制作発表会で、「安東の屏山書院で起きた文化財毀損の件について、多くの方々にご心配をおかけし心よりお詫び申し上げます。私たちの完全な過失です」と頭を下げた。そして主演のソヒョン(少女時代)とオク・テギョン(2PM、『グランメゾン・パリ』に出演)もまた、心からの謝罪の意を示していた。

『主役の初体験、私が奪っちゃいました』
(画像=KBS)『主役の初体験、私が奪っちゃいました』

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《スポーツソウル日本版》

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