「少女時代のテヨンが韓牛とリンゴの祭りに出演!?」
少女時代のテヨンが、全羅北道・長水(チョルラブクド・チャンス)郡で開催される「長水 韓牛&リンゴ祭」に出演するとの情報が広まり、ファンの間にざわめきが走った。
しかし、これは“同姓同名”による誤認が原因のハプニングだったことが判明した。
騒動の発端は、7月14日に公開されたイベントの公式ポスター。9月19日に行われるコンサートの出演者欄に、テヨンの名前と写真が堂々と掲載されていたのだ。
ここ数年、地方イベントの舞台に立っていなかったテヨンが突然出演するという情報に、ファンは騒然。SNSには「本当なら絶対行く」「旅行の予定を立てなきゃ」といった反応が相次いだ。

だが、テヨンの所属事務所であるSMエンターテインメントはすぐさま否定。「当該イベントに関して、いかなる出演依頼も受けていません。混乱のないようお願い申し上げます」とコメントを発表した。
その後、ポスターに掲載されていた“テヨン”が、実際にはトロット(韓国演歌)のオーディション番組『明日はミス・トロット2』に出演していた歌手キム・テヨンを指していたことが明らかに。制作段階で主催者側が両者を混同したという。
キム・テヨンの所属事務所であるKタイガーズ・エンターテインメントは、「郡庁および代理エージェンシーを通じて正式にオファーを受けた」と説明している。
しかし、名前だけでなく写真まで少女時代のテヨンを使用していた点については、“単なるミス”では済まされないとの指摘も出ている。


今回のハプニングは、主催者側の情報確認不足とコミュニケーションの甘さを浮き彫りにした。実名と写真の誤用というミスは、少女時代のテヨン、実際の出演者であるキム・テヨン、そして両者のファンにまで混乱をもたらす結果となった。
◇テヨン プロフィール
1989年3月9日生まれ。韓国・チョンジュ市出身。2007年に少女時代のメンバーとしてデビューした。優れた歌唱力と色白で上品な顔立ち、優しい性格などが評価され、グループ内で高い人気を誇る。2015年に待望のソロデビューを果たしてからは「信じて聴く」という枕詞が付くようになった。2019年には映画『アナと雪の女王2』の公式カバーアーティストに抜擢。劇中のメイン楽曲『Into the Unknown』を歌った。