俳優チ・チャンウクの思いやりあふれる行動が、ネット上で称賛を集めている。
話題となっているのは、ある母親がSNSに投稿した実体験。このエピソードが広まり、多くのファンの心を温かくしている。
7月22日、あるオンラインコミュニティには「ここまでくると…エスカレーターで“迷惑親”認定されそう」というタイトルの投稿がなされた。
投稿者は子どもの写真とともに、「また“1人じゃ乗らない!”と、ぐずって困っていた時、ある男性が絶妙なタイミングで子どもの手を取って、一緒に降りてくれた」と当時の状況を説明した。
さらに、「あとで分かったんですが、その男性がチ・チャンウクさんでした」と、助けてくれた人物が人気俳優だったことを明かし注目を集めた。「彼のおかげで助かりました」と感謝の気持ちを綴り、「#チ・チャンウク美談」などのハッシュタグも添えられていた。
この投稿には、現場を目撃したという別のファンの証言も寄せられ、感動がさらに広がっている。ファンは「空港の出入国審査を終えてエスカレーターに乗ろうとしたら、前で子どもが泣いていました。私が声をかけようとしたその時、後ろからチ・チャンウクさんが現れて、『行こう、怖くないよ。大丈夫~』と優しく声をかけ、手を取って一緒に降りていきました。とても頼もしくて温かい姿で、まさに“大人の男性”という印象でした」と振り返った。

この“美談”について、チ・チャンウクの所属事務所関係者は、本サイト提携メディア『OSEN』の取材に「SNSを通じて初めて知りました。本人は些細なことだと思っていたようですが、よく見てくださって感謝しています」とコメントしている。
今回明らかになった空港でのひとコマは、チ・チャンウクの細やかな気配りと優しい人柄を物語るものとして、多くの称賛を集めている。
(記事提供=OSEN)
◇チ・チャンウク プロフィール
1987年7月5日生まれ。小劇場のオーディションを通じてミュージカルに出演した経歴を持つが、本格的にデビューしたのは2008年公開の映画『スリーピングビューティー』から。翌年放送されたドラマ『ソル薬局の息子たち』(KBS)で一家の末っ子ソン・ミプンを演じたことがきっかけで、注目を集めるように。2014年に放送されたドラマ『奇皇后』(MBC)を機に、一躍韓流スターとして名を上げた。初期の作品から現在に至るまで、熱い人気を博している。