「こんなに無礼な日本人俳優は初めて」の声も 佐藤健の“タメ口騒動”が韓国世論の反発を招いた理由 | RBB TODAY

「こんなに無礼な日本人俳優は初めて」の声も 佐藤健の“タメ口騒動”が韓国世論の反発を招いた理由

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「こんなに無礼な日本人俳優は初めて」の声も 佐藤健の“タメ口騒動”が韓国世論の反発を招いた理由
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俳優・佐藤健のYouTubeコンテンツ出演時の態度をめぐって、韓国の一部視聴者から批判の声を浴びている。

【写真】佐藤健、「無礼」と物議のタメ口動画

「和やかな雰囲気で交わされた冗談だ」という見方もある一方で、初対面の相手に対するタメ口や年齢に関する発言が「礼儀に欠ける」として波紋を広げている。

佐藤は7月22日、歌手カンナムのYouTubeチャンネル「となりのカンナミ」で公開された最新動画にゲスト出演。韓国でも放送中のドラマ『私の夫と結婚して』日本版の主演俳優としてスタジオに招待された。

「韓国文化に対する尊重がない」

ただ、動画序盤の佐藤の発言から、視聴者の反応は芳しくなかった。

佐藤は登場直後、カンナムに対して「ありがとう」とタメ口で挨拶。年齢を聞かれると「1989年生まれ」と答え、カンナムが「自分は1987年生まれ」と返すと、「じゃあもうほとんど同級生だね」と言いながら笑った。

これにカンナムが「何を言ってるの?2歳も違うじゃない」と伝えると、佐藤は「(自分は)3月生まれ。1989年(生まれ)だけど、1988年の代。だから同級生」と続けた。

最終的にはカンナムが「全然違うでしょ!」とリアクションしたことで、和やかな雰囲気で収拾したものの、このやり取りを見た視聴者の反応は冷ややかだった。

カンナム
(写真=「となりのカンナミ」)

実際、一部の視聴者からは「初対面でタメ口は無礼だ」「韓国文化に対する尊重がないように見える」「自分に酔っているような態度だ」「(カンナムより)2歳年下なのにずっとタメ口で不快だ」といった指摘が殺到。

「“ありがとう”はタメ口だ。初めて会う人に使う言葉ではないのではないか」と、佐藤の基本的な“マナーの欠如”を問題視する声が相次いだ。

一方で、「カンナムの愉快に受け止めてくれたから、雰囲気が柔らかくなった」「2人が親しくなったからそうなったのでは」といった擁護もあった。

ただ、大半の視聴者は「カンナムが最後まで笑って許してくれたのがすごいほどだ」「バラエティだと言っても、最低限のラインは守らなければならない」と、佐藤の態度に疑問を呈していた。

佐藤健
(写真提供=OSEN)佐藤健

「他国の情緒を尊重し、礼儀ある態度を示すことは基本」

韓国の視聴者が佐藤により大きな落胆を抱いたのは、彼の態度がこれまで韓国で愛されてきた日本人俳優たちとはあまりに対照的だったからだ。

例えば、坂口健太郎は最近の韓国訪問時も自ら韓国語で挨拶し、バラエティやインタビューでも礼儀正しく謙虚な態度を貫き、韓国のファンから称賛を集めた。映画『366日』で注目を集めた赤楚衛二も、明るく丁寧な言葉遣い、相手を配慮する姿勢で好印象を残した。

一方で、佐藤健は長年「国民的彼氏」として韓国でも人気を集めてきたにもかかわらず、今回の言動によって失望を買ったという声が多い。「韓国に来た日本人俳優で、これだけ礼儀がない人は初めて」という反応もあった。

坂口健太郎、赤楚衛二
(写真提供=OSEN)左から坂口健太郎、赤楚衛二

これまで数々の映画とドラマに出演してきた佐藤。特に映画『るろうに剣心』シリーズでは主人公・緋村剣心役を演じ、日本を越えてアジア圏でも高い人気を誇っている。

そして近年、日韓共同制作のコンテンツやバラエティ出演などを通じて韓国での活動も広げてきたなか、今回の騒動はそのキャリアに思わぬ影を落としかねない。

文化的な違いを考慮したとしても、「他国の情緒を尊重し、礼儀ある態度を示すことは基本だ」という考えが、韓国国内における佐藤への批判の根本にある。

(記事提供=OSEN)

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《スポーツソウル日本版》

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