世界バレーの裏で韓国プロバレーが“アマチュアレベル”の失態 カップ戦開催めぐり大混乱…一体何が? | RBB TODAY

世界バレーの裏で韓国プロバレーが“アマチュアレベル”の失態 カップ戦開催めぐり大混乱…一体何が?

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バレーボール男子の世界選手権(世界バレー)が開催中の裏で、韓国バレーボール連盟(KOVO)が“アマチュアレベルの運営”で批判にさらされている。

KOVOは9月13日夜12時、プロバレーボールのカップ戦「2025麗水(ヨス)・NH農協カッププロバレーボール大会(KOVOカップ)」男子部門の全日程の全面中止を発表した。ところが、そのわずか9時間後の14日午前9時、「本日未明、国際バレーボール連盟(FIVB)から条件付き開催の承認を受けた」とし、一転してKOVOカップの開催継続を明らかにした。

FIVBが提示した条件は4つ。「大会がVリーグの公式日程や成績に影響を及ぼしてはならないこと」「カップ戦用の国際移籍同意書(ITC)は発行しないこと」「海外クラブや外国籍選手の出場を認めないこと」「世界バレーに登録された選手が出場してはならないこと」だ。

このため、カップ戦の日程は急きょ修正となり、タイから招待出場予定だったナコンラチャシマは大会に参加できず。韓国国内のチームのみで行われることになったが、国内でもフィリップ・ブラン監督率いる現代キャピタル・スカイウォーカーズが大会不参加を発表した。

現代キャピタルは世界バレーに3選手を派遣しており、ほかに3選手が予備エントリーとして登録されている。この6選手が出場不可となる場合、チームにリベロが一人もいなくなるため、大会への継続参加が不可能となってしまった。結局、KOVOカップ男子部門はナコンラチャシマと現代キャピタルの不参加により、6チームで行われることになった。

KOVOカップ
(写真提供=KOVO)KOVOカップ

騒動招いたKOVOの“安易な判断”

混乱の背景にはKOVOのずさんな準備があった。FIVBは以前から「世界選手権終了後、各国リーグは開幕までに3週間以上の休養期間を設けるべき」との方針を明確にしていた。

世界バレーは9月12日から28日までフィリピンで開催。韓国Vリーグ男子の開幕も、当初の10月18日から20日に延期された。つまり、KOVOも上記の規定は事前に把握していたわけだ。

にもかかわらず、毎年開催してきたカップ戦を「リーグ戦と無関係のイベント」として強行した結果、FIVBの指摘を受ける形となった。実際、13日には現代キャピタルとOK貯蓄銀行・ウトメンの開幕戦まで行われていた。

KOVOは昨年の同時期にも外国籍選手が出場するカップ戦を開催したが、当時は世界バレーがなかったため、当然問題も発生しなかった。ただ、今回も「大丈夫だろう」と安易に判断したことが裏目に出た。

現代キャピタル、OK貯蓄銀行
(写真提供=KOVO)現代キャピタル(左)、OK貯蓄銀行

現場からも不満噴出

各クラブは開幕前から、KOVOカップの開催問題について懸念を示していたが、連盟は「問題なし」との姿勢を崩さなかった。ところが開幕前日の12日午後、FIVBから「外国籍選手は出場不可」との正式通知が届き、状況は一気に混乱に陥った。

とあるクラブの関係者は、「不安はあったが、突然“外国籍選手は出られない”と言われて驚いた。連盟がもっと慎重にFIVBと調整していれば防げたのでは」と苦言。別の関係者も「FIVBの規則に私たちが従わなければならないのは当然だ。しっかり疎通し、確認を受けた後に施行すべきだったが、そのままやり過ごそうとしただろう。仕事の処理が残念だ」と指摘した。

結局、KOVOは連盟は13日深夜の期限までFIVBから回答を得られず、一度は大会中止を宣言。しかし、14日未明になってFIVBから条件付き承認が下り、再開にこぎ着けることとなった。大会は縮小開催となり、KOVOの信頼は大きく損なわれた。アマチュアレベルの運営が途方もない混乱を引き起こし打だけに、痛烈な批判は避けられないだろう。

なお、KOVOは「度重なる翻意で、ファンと関係者の方々に混乱を招いたことを心よりお詫びする。大会が無事に終えられるよう最善を尽くす」とコメントしている。

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《スポーツソウル日本版》

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