10月9日深夜24時30分から放送される木ドラ24『できても、できなくても』(テレビ東京)で新たに7名のレギュラーキャスト(樫口日奈、古屋呂敏、水崎綾女、渋谷謙人、大原櫻、鶴嶋乃愛、上原佑太)が公開された。

同作は、業界最大級の電子コミック配信サイト「コミックシーモア」とのドラマ制作プロジェクト第2弾として、不妊症という繊細な題材を丁寧かつ大胆に描く朝日奈ミカによる電子漫画『できても、できなくても』を実写ドラマ化したもの。主人公・桃生翠を宇垣美里、月留真央を山中柔太郎が演じる。今回、新たに7名のレギュラーキャストが発表された。


翠と同じ建設会社で働く後輩・滝沢美咲役に樫口日奈。『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』(BSテレ東)主演や『トーキョーカモフラージュアワー』(ABC)、劇団☆新感線いのうえ歌舞伎『紅鬼物語』などドラマや舞台で活躍中だ。
広瀬設計事務所を経営する一級建築士・広瀬高臣役に古屋呂敏。『VIVAN』」(TBS系)、『恋をするなら二度目が上等』(MBS)、今夜最終回を迎える『レプリカ 元妻の復讐』(テレ東)などに出演する傍らフォトグラファーや映像クリエーターとしても活動する。
翠の親友で真央の従姉妹・桂川エリカ役に水崎綾女。Netflix配信ドラマ『今際の国のアリス』、『肝臓を奪われた妻』(日本テレビ系)などの話題作に出演している。
翠の元・婚約者で日向井建設の跡取り息子・日向井聡役に渋谷謙人。『ソロ活女子のススメ』(テレ東)シリーズのレギュラーや『能面検事』(テレ東)、連続テレビ小説『らんまん』、『ひよっこ』(NHK)などジャンルを問わず数多くの作品に出演する。
翠の妹・井岡琳役に大原櫻。映画『いのちスケッチ』出演後、『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)や『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(フジテレビ系)シリーズなど話題作への出演が続く。
真央と同じidea建築事務所で働く水乃菜々役に鶴嶋乃愛。ファッションブランドのプロデュースを手掛ける傍ら『あなたは私におとされたい』(MBS)で主演を務めるなど今大注目の存在だ。
同じくidea建築事務所で働く松原傑役に上原佑太。演劇ユニット「ダウ90000」のメンバーとして活動しており、単独での俳優デビューとなった『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)では第1話のゲストとして重要な役どころを演じ、今大注目されている。
発表されたキャストたちからコメントが寄せられた。樫口は「滝沢の発する言葉一つ一つが強烈すぎて、原作と脚本を拝見した時かなりの衝撃を受けました。滝沢とても毒々しいです。普通では考えられないような発言や行動をします。でもそんな滝沢もそこに至るまでの描かれていない背景や体験がきっとあって、私が一番滝沢を理解して、寄り添ってあげなければという気持ちが撮影を重ねるにつれ強まっています。この作品を通して、『普通とは当たり前とは何か』ということを考える際、みなさんの頭の中に少しだけ滝沢視点も加えていただけるよう心を込めて演じたいです。宇垣さん演じる翠とのシーンは常に殺伐としていますが、現場ではとても穏やかに、仲良く演らせていただいております!」とコメント。
古屋は「広瀬高臣役を演じます古屋呂敏です。原作を拝読し、誰もが他人と比べて自分を責めてしまう瞬間があると感じました。価値観や背景の違いがある中で、合う合わないが存在するのは自然なこと。このドラマを通じて、人と違うことは悪い事ではなく、完璧でなくてもいいと思えるきっかけになれば嬉しいです」と語った。
水崎は「私自身AMHという数字が低く、将来的に子供が授かれないかもしれない…そんな想いから30歳の時に卵子凍結をしました。欲しいからとすぐ出来るものでもなく、奇跡の連続で産まれてくる大切ないのち。主人公・翠の気持ちが痛いほどに分かります。その頃から作品のタイトルにあるように『できても、できなくても』と考えるように。この作品が女性の心を軽くするきっかけになればと思っています」とコメントした。
渋谷は「衣装合わせからとても雰囲気が良く、その時に監督からいただいた日向井を表現する「とんちきドライブ」という言葉をヒントに撮影初日からアクセル全開で挑みました。漫画原作から実写になることの面白さを肌で感じながら、ドラマが生き生きと立ち上がるように 1 シーン 1 シーン悔いのないよう、みんなで撮影しております。観てくださる視聴者の方はもちろん、現場にいるスタッフさんや共演者に楽しんでいただきたく全力で演じております。ちなみに現場ではボラ男と呼ばれております。なぜかは...放送を観れば分かるかも!?放送をお楽しみに!」と語っている。
大原は「宇垣さんとは以前、別の作品で共演させていただいたこともあり、今回は姉妹役としてご一緒できることをとても嬉しく思います。そして、唯一の家族だからこそお互いを思い合う気持ちから生まれる出来事を、最後まで丁寧に描いていけたらと思っております。よろしくお願いいたします!」と意気込みを語った。
鶴嶋は「まず原作、脚本共に読ませていただき、登場人物それぞれの女性達に正義や願望が存在しているという事を強く感じました。その中でも水乃ちゃんの真っ直ぐさを一つ一つの行動や言動を素直に演じていきたいなと思っております。素晴らしいキャスト、スタッフの皆様とご一緒できる幸せを噛み締めて水乃菜々として精一杯生きて参ります!」とコメントした。
上原は「連ドラでレギュラーをやらせていただくのが今回初めてで、お話をいただいた時はめちゃくちゃ嬉しくて大変舞い上がったのですが、撮影日が迫るにつれて「初めて」ということに対してそわそわもし始めています!共演する方々も初めましての方々なので、まずは共演者の方々と打ち解けられることをモットーにやっていけたら良いなと思っています!原作の松原さんを観ていて『めっちゃ良い奴だな』と思ったので、自分も『めっちゃ良い奴だな』と思っていただけるように、皆さんに楽しんでもらえるように頑張ります!よろしくお願いします!」と抱負を述べた。