27日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に俳優のオダギリジョーが出演し、韓国で起きた過去の炎上事件について謝罪した。
オダギリは、韓国の俳優チャン・ドンゴンと共演した映画『マイウェイ 12,000キロの真実』(2012年)で主演を務め、釜山国際映画祭の記者会見に出席するために訪韓。その際に立ち寄ったのが「海雲台元祖ハルメクッパ」という人気店だった。その際、店側からサインを求められたといい、当時の状況について「韓国ってサインの横に本人の写真を貼る文化があるんですよ」と説明した。
続けて「日本人の客が来た時に僕の写真が貼ってあって、サインがまったく違ったら面白いかなと思って『こうだくみ』ってひらがなで書いたんですよ」と説明。しかし、この行為が「日本語が分からないことをバカにしているのか」と韓国内で大炎上。当時オダギリが出演していた韓国映画『マイウェイ』のボイコット運動に発展するほどの大きな騒動につながったと振り返った。
当時の心境については、「僕としてはね、あくまで韓国人を馬鹿にした訳ではなく、日本人のお客さんのためのファンサービスの“ボケ”だったので、『なんで謝んなきゃいけないんだよ』って感じだったんですよ」と率直に吐露。その後、オダギリは店を直接訪れて謝罪したという。
ところが店からは「あのサイン、盗まれちゃったんです」と告げられ、改めてサインを書き直すことに。番組では“こうだくみ Coming back again!!”と記された現在のサインも公開され、このユニークな顛末にスタジオは大きな笑いに包まれた。