タレントの小島瑠璃子が16日、東京で開催された「AI転職エージェント JoBins」ローンチ発表会に登壇。人生で初めて作成したという履歴書を公開し、これまでのキャリアや現在の働き方について語った。
同発表会は、履歴書などの情報をもとにAIが利用者の強みや適性を分析し、求人候補を提示する転職支援サービスのローンチに合わせて開催されたもの。小島はゲストとして登場し、自身が作成した履歴書を使ってAIによるキャリア分析を体験した。

イベントでは、小島が今回のために用意した履歴書を披露。「ちょっと恥ずかしいんですが、私は履歴書を初めて……人生初の履歴書ですね」と照れ笑いを浮かべた。
履歴書には、2009年に芸能界入りしてからのタレント活動をはじめ、中国留学、その後に立ち上げたお茶事業や芸能の個人事務所など、これまでの歩みを記載。長年にわたる芸能活動については「数々のありがたいお仕事をこの一行に凝縮させていただいてます。ここがどれだけ汗と涙を流したかっていう感じなんですが」と振り返った。

小島は芸能活動の休止後、中国への留学や結婚、出産を経験。現在はタレント活動に加え、お茶事業と芸能の個人事務所を手掛けながら、子育てにも取り組んでいる。
事業は幼なじみと2人で運営しているといい、「裏方からもう何から全部自分でやっているので、プラス子育てっていうのが入ってくるので、毎日ちょっと限界ギリギリまで、という感じなんですが」と近況を紹介。一方で、「ただ全部楽しく、やはりやりがいがあって取り組めます」と充実した表情を見せた。
履歴書の希望する働き方の欄には、「子供との時間をしっかり確保したい」と記載。「子育てと仕事の両立っていうのをしたいよ、ということを書いてます」と話した。

もし別の会社に転職するとしたら譲れない条件についても、「子供との時間の確保」を挙げた。さらに「ある程度そのゴールを決めてもらったら、そこまでの過程に自由度がある。どういうふうに進めるかの過程を自分で考えさせてもらえると、すごくいいなと思います」と理想の働き方を明かした。
自身が大きくキャリアを転換した理由については、「40歳になった時に、どんな自分になっているかなって思った」と回顧。以前所属していた大手芸能事務所での環境について、「すごくありがたいながらも、自分で何か意思決定して、分からないこと、できないことを知ってっていうことが、守ってもらいすぎてできていないなと思った」と振り返った。

その上で、「40歳の時には自分で人生を決断して、そして自分の苦手も得意も分かっている。そういう女性になっていたいなと思ったところから決めました」と説明。「ある意味、転職活動をしたというような、そんな経緯になります」と自身のキャリアチェンジを表現した。


イベント後半では、その“人生初の履歴書”をAIに読み込ませ、自身の強みや適職を分析する企画も行われた。AIは「コミュニケーション力」「場を動かす力」「情報を理解して分かりやすく伝える力」「タフネス」「未経験領域への適応力」などを小島の強みとして提示した。

結果を目にすると、「これは履歴書を見て分析して、これを言ってくれてるの?」と驚き。「場を動かす力」については「自分では分からない」と反応した。

さらに、一般企業で強みを生かせる職種として、広報・PRやブランドコミュニケーション、法人営業、新規事業開発などが候補に挙がると、「私、第3候補の法人営業やってみたいですね」と興味を示した。

また、ブランドプロデューサーや新規事業開発など、現在自身が取り組む仕事に近い候補も示され、「今まさにこれを自分の事業でやっているところなので、これが強みとして生きるよって今言ってもらえると、すごくほっとしてます」と笑顔を見せた。
希望条件を入力する場面では、「子供との時間」に加え、「お給料もいい方がいいって言ってください」とリクエスト。「ここだけ見ると、だいぶ嫌なやつじゃないですか? 大丈夫ですか」と自らツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。
普段の仕事でもAIを活用しているという小島。「もう弊社は2名で全てをやってますので、AIに5から10人分のお仕事をしてもらわないといけないわけですけれど、フル活用してますね」と明かした。
今回、自身の履歴書をもとにキャリアを振り返ったことについては、「自分がどういう適性があって、何の能力を蓄積しているのかっていうのを、一回捉え直す。すごくいい機会なんだと思います」とコメント。

さらに、「転職しなかったとしても、これを自分で理解して、お守りみたいに持って仕事をしていくっていうのは、より強みを伸ばしたり、別の強みを見つけたりするのにいいと思います」と語った。
自身のこれまでの歩みについては、「一歩を踏み出す時ってすごくエネルギーがいる」とも。「未来の自分にありがとうって言われたいなって思ったんですよ。40歳ぐらいになった時に、いろいろしんどいこととか、勇気がいるタイミングに、『あの時頑張ってくれてありがとう』って言われたい」と思いを明かした。

最後には、「いろいろとテクノロジーの力が発達してきているんですけれど、その力を借りつつも、やっぱり人と人との縁っていうものとか、温かさとか、そういうものがこのテクノロジーの先にあると思う」とコメント。「これからも皆さんと、そして応援してくださる方々に感謝して、ご縁を大切にして、自分の人生も前向きに頑張っていきたいと思います」と締めくくった。





