
ベトジェットは現在発注しているボーイング737型機200機のうち、最大50機をタイ・ベトジェットエアに割り当てる
(東京, 2025年5月19日) - ベトジェットとボーイングは、タイとベトナム、および日本を含む地域諸国間の、航空と観光における結びつきを強化する戦略的取り組みの一環として、最大50機のボーイング737型機をタイ・ベトジェットに移管することに合意しました。調印式は、約10年ぶりとなるタイ首相によるベトナムの公式訪問に合わせて行われ、今回が初の公式訪問となるタイのペートンタン・シナワット首相と、ベトナムのファム・ミン・チン首相臨席のもと行われました。
この合意に基づき、ベトジェットは現在発注しているボーイング737型機200機のうち、最大50機をタイ・ベトジェットに移管する予定です。最初の納入は2025年10月に開始される見通しです。これによりタイ・ベトジェットの国内・国際フライトネットワークは大幅に拡大し、タイとベトナム間の移動がより便利になります。
ボーイング東南アジアの社長であるペニー・バート氏は、「ベトジェットおよびタイ・ベトジェットと提携し、両国におけるボーイング737型機の運航をさらに拡大できることを嬉しく思います。私たちは共に地域社会をつなぎ、経済成長を促進していくことで、ベトナムおよび東南アジアという成長著しい地域において、より豊かな未来を切り開いていきます。」と述べました。
ベトジェットのグエン・ティ・フオン・タオ会長は調印式にて、「タイ・ベトジェットへの最新鋭で高効率なボーイング737-8型機50機の移管は、同地域における持続可能な航空業界の発展に対する、当社の長期的なコミットメントを示すものです。私たちは、両国間におけるサプライチェーン、ビジネス、地域をつなぐ『Three Connect(3つのつながり)』戦略の実現に向けて着実に取り組んでいきます。」と述べました。

ボーイング東南アジアの社長であるペニー・バート氏(前列左から3番目)とベトジェットのグエン・ティ・フオン・タオ会長(前列中央)、タイ・ベトジェットのウォラナタ・ラプラバン社長(前列右から3番目)が、ベトナムのファム・ミン・チン首相とタイのペートンタン・シナワット首相臨席のもと、最大50機のボーイング737型機をタイ・ベトジェットに移管する契約を交わした
本合意の一環として、ボーイングはタイ・ベトジェットに対し、パイロット、整備士、エンジニアへのトレーニングや製品サービスを含む包括的な技術支援を提供し、タイにおける新機材の安全で効率的な運航を後押しします。
2014年にベトジェットがタイで設立した次世代の合弁航空会社であるタイ・ベトジェットは、ASEANにおける航空経済協力の成功を象徴しています。タイ・ベトジェットは10年以上にわたる発展を経て、機材とフライトネットワークを着実に拡大し、タイにおける最も活気ある航空会社の1つへと成長しました。微笑みの国タイで、地元の利用者から海外の旅行者まで、高く評価されています。バンコクのスワンナプーム国際空港に本社を置く同社は、現在国内外の33路線を運航しており、タイ国内の経済・観光のハブと、日本やベトナムなどの地域を広く結んでいます。同社はこれまでに3,000万人もの旅客を輸送し、観光、貿易、ASEAN地域の連携、特にベトナムとタイ間の協力に大きく貢献してきました。
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ベトジェットについて
ニュー・エイジ・キャリアのベトジェットは、ベトナム国内の航空業界に革命をもたらし、さらには地域や世界においても先駆的な航空会社です。コスト管理、効率的な運営やパフォーマンスを重視し、低価格で柔軟な運賃体系で様々な路線を運航するほか、お客様の需要に対応する多様なサービスを提供しています。また、国際航空運送協会(IATA)の正会員であり、IATAの国際運航安全監査プログラム(IOSA)の認証も受けています。ベトナム最大の民間航空会社として、安全性や商品の格付けを行う世界で唯一のウェブサイトAirlineRatings.com(https://AirlineRatings.com) で、安全性において最高ランクとなる7つ星の評価を獲得しました。また、Airfinance Journal の財務・経営健全性の高い航空会社50社リストにも長年にわたり、連続で選出されています。さらには、Skytrax、CAPA、Airline Ratings といった業界で著名な団体からも、最も優れた格安航空会社に選出されています。 ベトジェットの詳細な情報はホームページをご覧ください。 http://www.vietjetair.com/
配信元企業:べトジェット・アビエーション・ジョイント・ストック・カンパニー
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