鳥取市では、各園の規模や体制の違いにより、限られた時間の中で全職員が専門保育に関する研修を受講することが難しい状況にあります。そのため、職員の研修受講機会の確保や、研修を通じた保育の質の向上が課題となっています。また、保育現場では、研修参加に伴う勤務調整が難しい場合もありました。
今回の取り組みにより、こうした課題を解消し、保育士が“必要なときに必要な研修を受けられる環境”を整備します。結果として、研修機会を増やすことで、保育の質の向上を図ります。
なお、コドモンが自治体と連携して「コドモンカレッジ」を導入するのは、2025年3月の長野県中野市、同年8月の新潟市、同年11月の富山県南砺市、2026年3月の宮崎市に続く5例目です。また、同年7月29日には山口県下関市との連携を予定しており、連携後は6例目となる予定で、山陰地方では初の導入となります。
■「コドモンカレッジ」導入の背景
近年、保育現場では、保育指針への対応や多様化する保育ニーズへの対応が求められ、保育士が継続的に学び続けることの重要性が高まっています。
一方で鳥取市では、集合型研修において以下のような課題が顕在化していました。
・集合形式の研修では、移動時間や職員配置の状況により研修受講機会に違いが生じていた。
・職員一人ひとりが保育評価に基づき、自ら学びを選択できる研修体制の構築が必要であった。
このため「学びたいが参加できない」「施設によって研修機会に差がある」という状況が課題となっていました。鳥取市はこれを解消するため、オンライン研修基盤「コドモンカレッジ」を導入し、全施設で共通の学習機会を確保します。
本取り組みにより、保育士が子どもと向き合う時間を確保しながら、専門性の向上を継続できる環境を整え、保育の質の向上につなげます。あわせて、保護者が安心して子どもを預けられる環境づくりを推進します。
■具体的な取り組み
1.鳥取市の保育現場に最適化した研修基盤の構築
「コドモンカレッジ」が提供する550本以上の研修コンテンツの中から、鳥取市として重点的に取り組む分野を整理し、階層別・役職別に必要な研修を最適化した「鳥取市専用の研修ページ」を構築し、提供します。
2.学びの可視化と共有による保育の質向上の仕組み構築
受講後は専用の研修動画視聴シートを通じて学びの可視化を行うとともに、職員会議等の場での職員間での共有を促進し、個人の学びを組織全体の実践、ひいては園全体の「保育の質の向上」に繋がるサイクルを構築します。

「鳥取市専用の研修ページ」のトップ画面
■今後の展望
鳥取市は本取り組みを通じて、保育士等の研修機会の平準化と専門性向上を進めるとともに、保育現場の業務負担軽減を図ります。あわせて、保育士等が研修参加のために現場を離れる負担を減らし、「子どもと向き合う時間」を最大化することで、保護者が安心して子どもを預けられる環境づくりを推進します。
本取り組みは、鳥取市の子ども・子育て支援事業計画において位置づけられている「保育人材の資質向上」「研修体制の充実」に資するものであり、現場課題の解決に向けた実装的な施策です。
■鳥取市 幼児保育課 岡田 好恵 様 コメント
鳥取市では、公立園の職員研修において、年間を通して園長会、副園長会、主任会、新規採用研修会、調理担当者会等に対し、職階に応じた職員研修を実施し、資質向上に努めています。
その一方で、集合形式による研修は施設の運営状況や職員配置等により、職員の受講機会に格差が生じることや、一人ひとりが保育実践の振り返りや自己評価に基づいて必要な学びを選択できる機会が十分に確保できていないという課題があります。
そこで、保育現場より寄せられた「悩み」や「さらに深く学びたい」という声を踏まえ、「コドモンカレッジ」の豊富な研修コンテンツの中から必要な内容を選定し、研修計画を策定しました。
時間や場所の制約を受けにくいオンライン研修の特性を活かし、職員一人ひとりが主体的に学び、その学びを保育実践につなげることで、個々の資質向上はもとより、組織全体の保育の質の向上につながるように取り組んでまいります。
■コドモン 小池 義則 コメント
保育の質を高めていくためには、保育者が子どもと向き合う時間を大切にしながら、日々の実践を振り返り、学び続けられる環境が欠かせません。地域や施設の状況によって学びの機会に差が生じることは、社会全体で解決していくべき課題だと考えています。
このたび、鳥取市とともに、市内すべての公立保育園・幼稚園で継続的に学べる環境を整えられることを大変うれしく思います。保育者一人ひとりの学びが現場の実践へとつながり、その先にいる子どもたちのよりよい育ちを支えていく。今回の取り組みを、地域全体で保育の質を高めていく新たなモデルへと育ててまいります。
■「コドモンカレッジ」とは
https://college.codmon.com/
現場で働く保育者の資質や専門性向上に寄与するオンライン研修サービスです。時節に合わせたライブ研修と、好きな時間に視聴できる研修動画を通して学びの機会を提供しています。研修は専門家や有識者が担当し、短時間で現場で活かせる知識を深められます。
初任者や園長・主任などの階層別(クラス担任・新人、主任・リーダー、理事長・園長)と、分野別(乳児保育、幼児教育、食育・アレルギー対応、保健衛生・安全対策)に研修コースがあり、450本以上の研修動画を視聴可能です。
また、全国の保育士がWeb会場(Zoom等)に一堂に集まり、リアルタイムで受講するライブ研修も行っており、こども関連施設で勤務されている方ならどなたでも参加可能です。全国の15,000以上の保育/学童施設などで利用されています。
■株式会社コドモンについて
株式会社コドモンは、「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」というミッションを掲げ、業界シェアNo.1(※)の保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」 を提供しています。園児/児童情報と連動した成長記録や指導案のスマートな作成、登降園管理、保護者とのコミュニケーション支援機能などを通して、先生方の業務負担を省力化。これにより、こども施設で働く職員と保護者の方々が子どもたちと向き合うゆとりをもち、より質の高い保育ができる環境づくりを支援しています。
また、ICTによる支援だけでなく、保育施設向けECサービス「コドモンストア」、すべてのこども施設職員が利用可能な優待プログラム「せんせいプライム」、保育施設向けオンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」も展開しています。これらの多角的な取り組みを通じて、「子どもの育ちや学びを社会全体で支えられる世の中へ」というビジョンの実現を目指しています。
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■株式会社コドモン 会社概要
◆所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
◆資本金:6,825万円
◆代表者:代表取締役CEO 小池 義則
◆設立:2018年11月
◆事業内容:保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」の運営、写真販売サービスの運営、決済代行サービス、採用支援・園児募集支援事業「ホイシル」、保育施設向けECサイト「コドモンストア」の運営、オンライン研修事業「コドモンカレッジ」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム」の運営等。
<<お問い合わせ・ご質問等>>
株式会社コドモン 広報
TEL :080-7303-6026 / 080-4466-6738
MAIL :press@codmon.co.jp
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