
レッスン回数無制限のオンライン英会話サービス「ネイティブキャンプ英会話」を展開する株式会社ネイティブキャンプ(東京都渋谷区 代表取締役:谷川 国洋)は、ネイティブキャンプ会員431名と外国人講師179名を対象に、外国人旅行者への声かけや支援に関する調査を実施しました。
日本国内で、助けを必要としている外国人旅行者に接した、または困っている様子を見かけたことがある会員390名のうち、95.6%が「その外国人旅行者の力になりたいと思った」と回答しました。
一方、日本への訪問・滞在・居住経験がある外国人講師93名のうち、95.7%が「日本で困っている外国人旅行者に、日本人がもっと気軽に声をかけてほしい」と回答。また、96.8%は、日本人の英語に文法や発音の間違いがあっても、助けようとして話しかけてくれることを好意的に受け止めています。
会員側では95.6%が「助けたい」、外国人講師側では95.7%が「日本人は、困っている外国人旅行者にもっと気軽に声をかけてほしい」と回答し、いずれも95%を超えました。一方、「日常会話レベル以上の英語力が必要」と考える割合は、会員が36.2%、外国人講師が16.1%となり、回答数を基に算出すると約20ポイントの差がありました。
調査結果から、会員側は外国人講師側よりも、外国人旅行者への対応に「日常会話レベル以上の英語力が必要」と考える割合が高いことが分かりました。また、声かけや対応をためらった会員では、「英語で話す自信のなさ」や「相手の英語を聞き取れるかという不安」が主な理由として挙げられました。一方、外国人講師側では、日本人が文法や聞き取り、発音を必要以上に気にしているとの回答が上位となりました。
■調査背景
今回の調査では、回答のあったネイティブキャンプ会員431名のうち390名、90.5%が、日本国内で道案内や移動、飲食店での注文など、何らかの助けを必要としている外国人旅行者に接した、または困っている様子を見かけたことがあると回答しました。外国人旅行者に接した、または困っている様子を見かけた場所としては、鉄道駅・バスターミナルや道路・街中、電車・バスの車内が上位となっており、観光地に限らず、日常生活の身近な場所で外国人旅行者を支援する機会が生まれています。
一方、外国人旅行者の力になりたいという意向があっても、「英語で話す自信がない」「相手の英語を聞き取れるか不安」といった理由から、自分から声をかけることをためらうケースもあります。
外国人旅行者への声かけを後押しするためには、日本人側が感じている不安だけでなく、日本での滞在経験を持つ外国人が、日本人からの声かけや英語の間違いをどのように受け止めているのかを把握することが重要です。
そこでネイティブキャンプは、会員側と外国人講師側の双方を対象に調査を実施し、外国人旅行者を助けたいという意向、声かけをためらう理由、支援に必要だと考える英語力、実際に役立った対応方法などを比較しました。
■調査結果
1.会員の90.5%が、困っている外国人旅行者に接した・見かけた経験あり
会員の90.5%が、困っている外国人旅行者に接した・見かけた経験あり
ネイティブキャンプ会員431名のうち390名、90.5%が、日本国内で道案内や移動、注文など、何らかの助けを必要としている外国人旅行者に接した、または困っている様子を見かけたことがあると回答しました。
最も最近、外国人旅行者に接した、または困っている様子を見かけた場所の上位は、以下のとおりです。
- 鉄道駅・バスターミナル:38.2%
- 道路・街中:30.8%
- 電車・バスの車内:9.7%
上位3項目を合わせると、78.7%が駅や街中、公共交通機関の車内といった移動に関わる場面でした。外国人旅行者への支援機会が、観光地だけでなく、日常生活の身近な場所にも生じていることがうかがえます。
2.外国人旅行者を「助けたい」と思った会員は95.6%

外国人旅行者を「助けたい」と思った会員は95.6%
外国人旅行者に接した、または困っている様子を見かけた会員390名に、その外国人旅行者の力になりたいと思ったかを尋ねたところ、以下の結果となりました。
- 強くそう思った:230名
- ややそう思った:143名
合計373名、95.6%が、外国人旅行者の力になりたいと回答しました。
また、そのときの行動については、以下の回答が上位となりました。
- 相手から話しかけられ、対応した:47.4%
- 自分から声をかけて対応した:33.3%
両者を合わせた315名、80.8%が、外国人旅行者に対して直接対応しています。
会員の多くが外国人旅行者を助けたいという意向を持っているだけでなく、実際に何らかの対応を行っていることが分かりました。
3.声かけをためらう最大の理由は「英語で話す自信がなかった」

声かけをためらう最大の理由は「英語で話す自信がなかった」
外国人旅行者への声かけをためらった、対応を続けにくいと感じた、または対応しなかった会員75名に、その理由を尋ねたところ、以下の回答が上位となりました。
- 英語で話す自信がなかった:49.3%
- 相手の英語を聞き取れるか不安だった:34.7%
- 本当に困っているのか判断できなかった:22.7%
- 急いでいた:20.0%
- 最初に何と言えばよいか分からなかった:16.0%
外国人旅行者への声かけや対応をためらった理由として、英語で話すことへの自信のなさや、相手の英語を聞き取れるかという不安が上位となりました。
4.日本滞在経験のある外国人講師93名の95.7%が「日本人は困っている外国人旅行者にもっと気軽な声かけを」と回答

日本滞在経験のある外国人講師93名の95.7%が「日本人は困っている外国人旅行者にもっと気軽な声かけを」
日本への訪問・滞在・居住経験がある外国人講師93名に、日本で困っている外国人旅行者への日本人の声かけについて尋ねたところ、以下の結果となりました。
- 困っている外国人旅行者にもっと気軽に声をかけてほしい:95.7%
- 簡単な英語で声をかけられることを「嬉しい」と回答:94.6%
- 文法や発音に間違いがあっても、助けようとして話しかけられることを「好意的に感じる」と回答:96.8%
「日本で困っているとき、日本人から簡単な英語で声をかけられること」については、81名が「とても嬉しい」、7名が「やや嬉しい」と回答しました。
また、「日本人の英語に文法や発音の間違いがあっても、助けようとして話しかけてくれること」については、79名が「とても好意的に感じる」、11名が「やや好意的に感じる」と回答しています。
外国人講師の多くは、日本人の英語に文法や発音の間違いがあっても、助けようとして話しかけてくれることを前向きに受け止めています。会員側では95.6%が「助けたい」、外国人講師側では95.7%が「日本人は、困っている外国人旅行者にもっと気軽に声をかけてほしい」と回答し、異なる立場から尋ねた両設問で、いずれも95%を超える結果となりました。
5.外国人旅行者を助けるのに「日常会話レベル以上が必要」と考える割合は、会員36.2%、外国人講師16.1%、約20ポイントの差

外国人旅行者を助けるのに「日常会話レベル以上が必要」と考える割合は、会員36.2%、外国人講師16.1%、約20ポイントの差
外国人旅行者を助けるために、「日常会話レベル以上の英語力が必要」と考える割合は、以下のとおりでした。
- ネイティブキャンプ会員:36.2%
- 日本滞在経験のある外国人講師:16.1%
会員側と外国人講師側の間には、約20ポイントの差がありました。
外国人講師が、外国人旅行者への支援に必要だと考える英語力として最も多かったのは、「基本的な文章を使って、相手が困っていることを確認し、必要な案内ができる」44.1%でした。
次いで、以下の回答が続きました。
- 簡単な単語や短いフレーズ、ジェスチャーを組み合わせて伝えられる:26.9%
- 英語が十分に話せなくても、翻訳アプリや地図などを使いながら対応できる:11.8%
- 日常会話レベルの英語で、相手の質問を理解し、詳しく説明できる:11.8%
- 幅広い話題について、自然で流暢な英語で対応できる:4.3%
会員側は外国人講師側よりも、外国人旅行者への対応に「日常会話レベル以上の英語力が必要」と考える割合が高いことが分かりました。
※「日常会話レベル以上」は、「日常会話レベルの英語で、相手の質問を理解し、詳しく説明できる」と「幅広い話題について、自然で流暢な英語で対応できる」の回答数を合計して算出しています。認識差は回答数を基に算出し、小数第2位を四捨五入しています。
6.外国人講師は、日本人が文法や聞き取りを必要以上に気にしていると回答

外国人講師は、日本人が文法や聞き取りを必要以上に気にしていると回答
日本滞在経験のある外国人講師に、日本人が外国人旅行者へ声をかける際、必要以上に気にしていると感じることを尋ねたところ、以下の結果となりました。
- 文法を間違えること:63.4%
- 相手の英語をすべて聞き取れないこと:58.1%
- 発音や日本語訛り:44.1%
- 最初に何と声をかけるか:25.8%
- 最後まで一人で対応できないこと:21.5%
会員側では、「英語で話す自信がなかった」「相手の英語を聞き取れるか不安だった」という回答が上位となりました。
一方、外国人講師側は、文法の間違いや相手の英語をすべて聞き取れないこと、発音や日本語訛りなどを、日本人が必要以上に気にしていると感じています。
7.外国人講師が「役立った・安心できた」と感じた対応1位は「簡単な英単語や短いフレーズ」59.5%

外国人講師が「役立った・安心できた」と感じた対応1位は「簡単な英単語や短いフレーズ」59.5%
日本滞在中に日本人の助けを必要とし、実際に日本人から対応を受けた外国人講師84名に、「役立った、または安心できた」と感じた対応を尋ねたところ、以下の回答が上位となりました。
- 簡単な英単語や短いフレーズで伝えてくれた:59.5%
- ジェスチャーを使ってくれた:44.0%
- 目的地まで、または目的地の近くまで案内してくれた:40.5%
- 翻訳アプリを使ってくれた:32.1%
- 日本語をゆっくり話してくれた:21.4%
- 笑顔やアイコンタクトで対応してくれた:21.4%
- 英語で説明してくれた:20.2%
簡単な英単語や短いフレーズ、ジェスチャー、目的地までの案内、翻訳アプリ、笑顔やアイコンタクト、英語による説明など、さまざまな対応が「役立った、または安心できた」ものとして挙げられました。
また、84名のうち83名、98.8%が、日本人の対応によって必要な情報や支援を「十分に得ることができた」または「ある程度得ることができた」と回答しました。
8.短い英語表現を知っていれば、会員の87.4%が「今より積極的に声をかけられると思う」と回答

短い英語表現を知っていれば、会員の87.4%が「今より積極的に声をかけられると思う」
外国人旅行者に接した、または困っている様子を見かけた会員390名に、外国人旅行者への対応に使える短い英語表現を知っていれば、今より積極的に声をかけられると思うかを尋ねたところ、以下の結果となりました。
- とてもそう思う:56.9%
- ややそう思う:30.5%
合計341名、87.4%が、短い英語表現を知っていれば、今より積極的に声をかけられると思うと回答しました。
外国人旅行者への声かけに使える短い英語表現を身につけることは、会員側の心理的なハードルを下げ、「助けたい」という気持ちを実際の行動につなげるきっかけとなる可能性があります。
■まとめ
今回の調査では、困っている外国人旅行者に接した、または困っている様子を見かけたネイティブキャンプ会員390名のうち、95.6%が「助けたい」と回答しました。一方、日本滞在経験のある外国人講師93名の95.7%が「日本人は、困っている外国人旅行者にもっと気軽に声をかけてほしい」と回答し、異なる立場から尋ねた両設問で、いずれも95%を超える結果となりました。一方、外国人旅行者を助けるために「日常会話レベル以上の英語力が必要」と考える割合は、会員が36.2%、外国人講師が16.1%となり、回答数を基に算出すると約20ポイントの差がありました。声かけや対応をためらった会員では、「英語で話す自信がなかった」「相手の英語を聞き取れるか不安だった」といった回答が上位となっています。
日本滞在経験のある外国人講師の96.8%は、日本人の英語に文法や発音の間違いがあっても、助けようとして話しかけてくれることを好意的に受け止めています。また、日本人から対応を受けた外国人講師が「役立った・安心できた」と感じたものとしては、簡単な英単語や短いフレーズ、ジェスチャー、目的地までの案内、翻訳アプリなどが挙げられました。
さらに、会員の87.4%が、外国人旅行者への対応に使える短い英語表現を知っていれば、「今より積極的に声をかけられると思う」と回答しました。これらの結果から、外国人旅行者への声かけや対応において、英語で話す自信のなさや聞き取りへの不安が、会員側の心理的なハードルとなっていることがうかがえます。
ネイティブキャンプは、世界各国の講師とのオンライン英会話レッスンを通じて、学習者が間違いを恐れずに英語を使い、相手に伝える経験を積み重ねられる環境を提供しています。今後も、外国人への声かけや道案内など、日常のさまざまな場面で役立つ実践的な英語力とコミュニケーションへの自信を育み、学習者の「助けたい」という気持ちを実際の行動につなげられるよう支援してまいります。
調査概要
調査名:外国人旅行者への声かけ・支援に関する調査
調査主体:ネイティブキャンプ
調査期間:2026年7月18日~2026年7月22日
調査方法:インターネット調査
調査対象:ネイティブキャンプ会員、ネイティブキャンプ外国人講師
有効回答数:
・ネイティブキャンプ会員:431名
・ネイティブキャンプ外国人講師:179名
※設問により回答対象者数が異なります。
※複数回答の設問では、回答割合の合計が100%を超える場合があります。
※合算値およびポイント差は回答数を基に算出しているため、表示された小数第1位の割合を単純に合計・差し引きした数値と一致しない場合があります。
※各割合は回答数を基に算出し、小数第2位を四捨五入しています。
※本調査結果を引用・転載する際は、「ネイティブキャンプ調べ」と明記してください。
※本調査は、調査に回答したネイティブキャンプ会員および外国人講師を対象としたものであり、日本人全体または訪日外国人全体の傾向を示すものではありません。
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