JFEテクノリサーチ、新たに13種の技術リーフレットを公開 - PR TIMES|RBB TODAY

JFEテクノリサーチ、新たに13種の技術リーフレットを公開

~電池・水素・サーキュラーエコノミー・DXなど社会課題解決を支援~




 JFEテクノリサーチ株式会社(本社:東京都千代田区)は、このたび、電池・水素・サーキュラーエコノミー(CE)・DX・材料評価・シミュレーション分野を中心とした13種の技術リーフレットを新たに公開しました。

 近年、カーボンニュートラルの実現や次世代エネルギー技術の開発、循環型社会への転換、製造現場のDX推進など、企業を取り巻く技術課題はますます高度化・複雑化しています。
こうした課題に対し、JFEテクノリサーチは分析・評価・解析・試験の総合力を活かし、お客様の研究開発、品質改善、製品実用化を支援しています。今回公開したリーフレットでは、社会課題解決に貢献する最新の技術サービスや評価技術をご紹介しています。
公開した技術ソリューション

■次世代エネルギー・電池分野

有機溶媒系LIB正極スラリーの内部構造評価
 リチウムイオン電池の電極スラリーは、活物質の他に導電助剤やバインダーを水もしくは有機溶剤に混錬することで作製します。その後、塗工、乾燥工程を経て、電極層となります。スラリーの粘性がスラリーの塗工性に影響するため、粘性とスラリーの内部構造の紐づけが品質管理上重要です。
 スラリーの粘性は、活物質・導電助剤・バインダーの分散状態に関係すると考えられます。そのため、スラリーを構成する材料の分散・凝集状態の評価が重要です。経時的・定量的な取扱いが難しいスラリーは、粘弾性や交流インピーダンス評価に加え、直接観察も有益です。従来の水系バインダースラリーに対する断面観察の技術に加え 、新たに有機溶剤系スラリーも直接観察できるようになりました。
ナトリウムイオン電池の解体分析サービス
 ナトリウムイオン二次電池(SIB; Sodium-ion battery)は、リチウムやコバルトなどの資源制約のあるレアメタルの問題を解決する次世代の蓄電池として、BEVやスマートフォン、ノートパソコンなどへの利用が期待されており、グローバルで研究開発が進展しております。しかし、ナトリウムイオン二次電池は、主に正極にはナトリウム金属酸化物系、負極にはハードカーボンなどLIB(LIB; Lithium-ion Battery)とは異なる材料が適用されておりますが、SIBに関する詳細な分析情報はこれまで明らかになっておりませんでした。そこで、JFEテクノリサーチでは、各種ナトリウムイオン電池をArグローブボックス内で解体し、各部材の調査・分析まで、一貫して対応する解体分析調査サービスを開始いたしました。また、電池の各部材に関しての分析に加えて、解体した電池の電極(正極・負極)を用いリワークセルを試作するサービスもご提供いたします。

■サーキュラーエコノミー・環境分野

サーキュラーエコノミー(CE)技術支援
 大量生産・大量廃棄型の経済から循環型社会への転換は、企業にとって重要な課題となっています。このような課題に対して、JFEテクノリサーチでは、これまで培ってきた高度な材料評価技術と分析ノウハウを基盤に、金属・樹脂リサイクル、電池リサイクル、設備プロセス実験、DXによる工程最適化など、幅広いソリューションをご提供いたします。

■ものづくり・材料評価分野

流量および圧力の昇降形状に対応したインパルス試験
 台形形状、正弦波形状の昇降形状に対応したインパルス試験を行い耐久性を評価いたします。
シート状部材の耐久性能評価試験
 屋外で長期間使用するシート状部材は、風の影響によって破れなどの破損が生じる場合があります。また、近年はシート状電子部品も屋外で使用されており、端子部の破損が懸念されます。そこで、疲労試験機を用いて風を模擬した負荷を与え、部材や端子部の耐風性能・耐久性能を評価します。
ISO 20064対応 ぜい性亀裂アレストじん性試験 ~温度勾配型ESSO試験~
 船舶や圧力容器などの分野では、万一溶接部を起点としてぜい性破壊が発生した場合でも、母材でぜい性亀裂の伝播を停止させ、破壊の拡大を防止することが安全性確保の観点から重要とされています。このため、鋼材のぜい性亀裂伝播停止性能を把握することが必要です。実際にぜい性亀裂を発生させて伝播・停止させることにより、鋼材のぜい性亀裂アレストじん性値(亀裂を停止させる性能)を評価します。日本溶接協会WES 2815、ISO 20064に準拠した評価が可能です。
微量ガス注入装置を使ったオートクレーブ試験
 CCS(Carbon dioxide Capture and Storage:CO2回収・貯留)で地層に圧入されるCO2ガスにはSOxやNOxといった不純物成分が含まれます。そのため、CO2ガスの輸送や圧入に関わるパイプや装置に用いられる材料の耐食性に及ぼす不純物成分の影響を評価するニーズが高まっています。本試験では、SO2やNO2の注入量を精密に制御できる微量ガス注入装置を使用して、CCS環境下の材料の耐食性を評価できます。
管形状のそのまま引張試験(鉄鋼、非鉄金属、樹脂複合材料)
 パイプ形状の鉄鋼・非鉄金属・複合樹脂材料を、そのまま引張試験し特性を評価いたします。

■シミュレーション・可視化技術分野

工場・建築物周辺の騒音伝播解析
 工場の騒音が周辺地域に及ぼす影響を考慮することは重要です。万一、大きな騒音が予測されるような場合には防音壁の設置やレイアウト変更などの対策検討が必要で大掛かりな改修になりやすく、事前の予測・評価が不可欠です。当解析モデルでは、建物レイアウトの図面や地図情報から、騒音の伝播経路の計算を行い、敷地内や境界部、周辺地域での騒音レベルを予測します。また、予想される騒音レベルが高い場合の改善検討のため、特に影響の大きい音源を特定したうえで、改善策(防音壁の設置・レイアウト変更など)の検討・効果把握なども支援いたします。
光源型BOSシステムによる水素ガス可視化
 目に見えない水素ガスの流れをトレーサレスに可視化いたします。
光源型BOSシステムによる気流可視化
 可視光カメラで気流をトレーサレスに可視化いたします。
狭い空間における速い流れの測定を得意とする本手法と、比較的広い空間でのゆっくりした流れの測定を得意とする当社独自の赤外線気流可視化と組み合わせることで、様々な環境下の流れに対応できます。
画像一枚でもできる遠近情報解析
 一枚のカメラ画像のみから奥行き(遠近情報)を推定する技術を「単眼深度推定」と呼びます。新たに教師データを作成することなく、遠近情報を推定できます。(事前に大量の画像で訓練した学習モデルを使用)推定した遠近情報を活用し、お客様のご要望に合わせた各種データ解析、さらにはアプリ開発も承ります。(複雑な形状の物体の抽出等)

■DX・人材育成分野

JFEの実例にもとづく「実践型」DX基礎講座
 JFEにおけるDX取組み実例を紹介しつつ、DX推進の基本的な考え方やDS技術を体系的に習得できる教育プログラムを提供いたします。

<JFEテクノリサーチの強み>
 JFEテクノリサーチは、材料、環境、エネルギー、インフラ、デジタル分野を横断する分析・評価・解析・試験サービスを提供しています。単なる測定や分析にとどまらず、
- なぜ不具合が発生したのか
- なぜ性能が向上したのか
- どのように改善できるのか

まで踏み込んだ技術支援を行い、お客様の研究開発から実用化、品質保証までをワンストップで支援しています。
<今後の展望>
 JFEテクノリサーチは今後も、電池、水素、サーキュラーエコノミー、DXなど社会的ニーズの高い分野において技術情報の発信を強化するとともに、分析・評価・解析・試験の総合力を活かしてお客様の課題解決に貢献してまいります。
また、持続可能な社会の実現と日本のものづくりの競争力向上を支える技術パートナーとして、新たな技術サービスの開発・提供を推進してまいります。
【公開情報の詳細はこちら】
https://www.jfe-tec.co.jp/information/news/n20260804.html

<JFEテクノリサーチ株式会社について>
社名:JFEテクノリサーチ株式会社
本社所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル4階
代表者:代表取締役 花澤 和浩
事業内容:試験・実験方案作成から測定、データ解析、評価、コンサルティング、計測装置開発
HP:https://www.jfe-tec.co.jp/
note: https://note.com/jfe_tec

<本件に関するお問い合わせ先>
JFEテクノリサーチ株式会社 営業総括部
E-mail:jfetecsalesmarketing@jfe-tec.co.jp
URL:https://www.jfe-tec.co.jp

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