ソニー、日本の木工職人が加工したハイエンド3ウェイ4スピーカーシステム「SS-AR1」
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SS-AR1は、筐体前面部に厚さ50mmの北海道産の楓材、側面部に曲げ板加工を施したフィンランド産の樺材を使用し、筐体の高剛性を確保したハイエンドスピーカー。これにより、音の響きを微細に渡るまで制御し、情緒豊かでリアリティある音質を実現できたとしている。
また、筐体を形成する木材を充分に生かすために、加工・組立・仕上げに至るまでのすべてを日本国内で実施。日本の高度な技術を持つ木工職人により、手作業で丁寧に加工することで実現する、精密な筐体こそが高音質実現の要となっているという。
さらに、スピーカーユニットでは、トゥイーター/ミッドレンジ/ウーハーそれぞれを新規開発。クリアで伸びやかな高域、艶のある中域、立ち上がりがよく豊かな低域で音楽を再生できるという。
SS-AR1の主な仕様は以下のとおり。
●3ウェイ4スピーカーシステム「SS-AR1」
・形式:バスレフ型3ウェイ4スピーカーシステム
・使用ユニット
−トゥイーター:25mmソフトドーム型×1
−ミッドレンジ:130mmスライスペーパーコーン型×1
−ウーハー:200mmアルミコーン型×2
・再生周波数帯域:28〜60,000Hz
・クロスオーバー周波数:400Hz、4,000Hz(マルチスロープネットワーク)
・出力音圧レベル:88dB(2.83V/m)
・インピーダンス:4Ω
・最大入力:200W
・本体サイズ・重さ:幅320×高さ1,080×奥行き490mm、約57kg
《村上幸治》
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