富士通、中小規模向けメールセキュリティソリューション「FENICSメール」新形態の販売開始
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「FENICSメール」は、迷惑メール(スパム)対策、ウイルス対策、アーカイブ(全文保存)の各機能をアプライアンス型、SaaS型から選択して利用できるサービス。従来はSaaS型のFENICSメールホスティング、ウィルスガードなどが提供されていたが、あらたに「FENICSメールソリューションメール保存サービス」(SaaS型)、「MailHOUNDアンチスパムモデル」「MailHOUNDアーカイブモデル」(アプライアンス型)の形態が追加された。
メールセキュリティアプライアンスサーバ「MailHOUND」は、ハードウェアにメールセキュリティ機能を搭載した専用サーバで、迷惑メール対策機能、およびウイルス対策機能を有する「アンチスパムモデル」、メール保存機能を有する「アーカイブモデル」の2種類が新規に提供される形となる(12月上旬より出荷予定)。
「MailHOUND」をサポートするサービスとして、「FENICSメールセキュリティアプライアンスサポートサービス」もが利用できる。「FENICSメールソリューションメール保存サービス」は、メールの全文保存機能をデータセンターで利用するサービス。また、メールサーバそのものをデータセンターで預かる「FENICSメールホスティング」にも「メール保存サービス(オプション)」が新規に追加された。
今後セキュリティ分野においては、「セキュリティ最適化サービス」の新規提供、UTMアプライアンスサーバ「IPCOM(アイピーコム) EX SCシリーズ」の機能強化、および運用サービスの提供、オフィスやサーバルームの入退室をはじめとしたセキュリティ統合管理を行うフィジカルセキュリティソリューションの強化を行っていくとのこと。
販売価格は、MailHOUND アンチスパムモデルが82万4,000円、MailHOUND アーカイブモデルが223万6,000円、FENICSメールセキュリティアプライアンスサポートサービスが年額7万5,000円〜(25ID)、FENICSメールソリューションメール保存サービスが月額6,000円〜(20ID)、FENICSメールホスティングメール保存サービス(オプション)が月額6,000円〜(20ID)。価格はいずれも税別。
富士通では「SafetyRing」ソリューション全体で、2006年度から2008年度までの3年間で売上2,900億円を見込んでいる。なお関連製品・サービスが、24日〜26日に東京ビッグサイトで開催される「Security Solution 2007」にて出展される予定。
《冨岡晶》
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