自分で確定申告したことある? 「e-Tax」は“意外と便利” | RBB TODAY

自分で確定申告したことある? 「e-Tax」は“意外と便利”

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確定申告に関する意識調査
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 確定申告シーズンも大詰め。手続きが煩雑で面倒といったイメージがある確定申告だが、申告が必要な場合や、還付申告に該当するケースなどはどのくらい知られているのだろうか。アイシェアが20代から40代を中心とするネットユーザー男女456名の回答を集計した。
 
 「給与の年間収入額が2,000万円を超える場合」や「退職した場合」など、確定申告が必要になる可能性がある19項目を提示し、その中で知っている項目があるかを聞いたところ、全体の76.5%が「ある」と回答。20代で64.2%、30代が72.0%、40代では85.4%とその認知度に年代差が見られた。項目別では、「医療費が年間10万円以上かかった場合(薬局での薬購入・タクシー代など交通費含む)」が全体の71.6%と最も認知度が高く、「住宅を購入した場合」「保険料の年末調整を忘れた場合」がそれに続く。年代別では、20代で1位が「パート・アルバイトで税金を納めすぎた場合」となっており、30代、40代と差が見られた。
 
 自身で確定申告を行ったことがあるのは全体の51.3%。年代があがるほど高い割合となり、40代では66.0%と20代(20.8%)の3倍以上にのぼった。また、28.1%の人が申告後に「あれも申告すればよかった!」と思ったことがあり、20代では58.3%と半数以上が後から「あれも!」と思い出したことがあるようだ。
 
 また、インターネットで確定申告手続きが行える「e-Tax」を利用したことがあるのは14.9%だが、「e-Tax」を知らなかったのはわずか10.0%で、認知度は90%を占めることがわかった。「e-Tax」を利用したことがない人でも今後「利用してみたい」「興味はあるので検討してもいい」という意見は多く、「利用したくない」は27.4%と少数だった。利用したくない理由としては、「電子署名が面倒」や「カード読み取り装置などを購入しなければならないので面倒」など、事前手続きの煩雑さを挙げる人が多かったが、セキュリティへの不安を抱いている回答も複数みられた。一方、「e-Tax」利用経験者の97.3%がまた利用してもいいと回答。準備は手間がかかるが、利用経験者には好評のようだ。

《大木信景》

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