オンラインゲームで開発した街が5000万円で売れる、その資金は・・・
エンタープライズ
モバイルBIZ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
人気ゲーム「リネージュ2」の偽サイト開設で2名逮捕……NCJapanが詳細発表
-
【CEDEC 2010】ニフティクラウドを用いたオンラインゲーム・ソーシャルアプリの活用

Jon Jacobsさんは、スウェーデンのMindArkが開発する人気のMMORPG『Entropia Universe』にて、巨大モールを建設し、5年後、それを63万5000ドル、日本円にして5300万円で売却したそうです。
しかしJacobsさんは典型的なオタクではありません。ハリウッドを舞台に活躍する俳優であり映画監督で、"オフライン"でもビジネスを成功させています。さらに"オンライン"でもセレブとして扱われます。ハンドルネームは「Neverdie」、『Entropia Universe』の中でも最も有名な存在です。
Club Neverdie
Jacobsさんが最初に惑星を持ったのは2005年のこと。10万ドルで購入したPlanet Calypsoを自分の名前を冠した「Club Neverdie」と改称。ゲームの中での一等地とするため開発を進めていきます。ドーム、ナイトクラブ、スタジアム、モール、他のユーザーが訪れ、お金を使う場所が出来上がります。Jacobsさんはこれで年間20万ドルの収益を上げるようになったそうです。
しかしJacobsさんは"次のビジネス"のためにゲームでの資産を全て売却します。最も高額で売れたのはJacobsさんのもう一つのアカウントである「John Foma Kalun」で33万5000ドル。このゲームでこれまでで最高額だった2009年の「The Crystal Palace Space Station」の33万ドルを更新しました。
さて、その資金はJacobsさんの次なる野望のために投入されます。既にJacobsさんは13人の従業員を雇い、『Entropia Universe』の中に超リアルな新しい惑星を作り上げようとしているそうです。その名も「Rocktropia」。Jacobsさんの本業を活かして、音楽やライブコンサートなどができるような場所にしたいとか。近頃、鳴りをひそめていましたが、仮想空間はまだまだ熱いし、ビジネスの可能性がある、というお話でした。
《土本学 / Mr.Cube@INSIDE》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
人気ゲーム「リネージュ2」の偽サイト開設で2名逮捕……NCJapanが詳細発表
エンタープライズ -
【CEDEC 2010】ニフティクラウドを用いたオンラインゲーム・ソーシャルアプリの活用
エンタープライズ -
mixi・モバゲー・GREEなどのソーシャルゲーム市場、前年比7.5倍で急成長中 ~ 矢野経済研調べ
エンタープライズ -
キャラクターが選べる「ファイナルファンタジーXIV」の公式ベンチマークソフトが無料配布開始
IT・デジタル -
ネットでの出会い、男性は「オンラインゲーム」女性は「SNS」
エンタメ -
オンラインゲーム1日3時間以上の“ヘビーユーザー”は4割、1日中も7%
エンタメ -
先着1,000名「アイドリング!!!」などフジテレビ人気番組がゲームに
エンタメ -
ゲーム『ファンタシースターユニバース』を騙るフィッシングサイトが出現
エンタープライズ -
mixiでウイルスへの誘導リンクが横行 〜 オンラインゲームの投稿動画を偽装
エンタープライズ -
日立ソフト、オンラインゲーム業界向けにクラウドサービスを提供開始
エンタープライズ