オラクル、インテルItaniumプロセッサ向けのソフトウェア開発を全面中止 | RBB TODAY

オラクル、インテルItaniumプロセッサ向けのソフトウェア開発を全面中止

エンタープライズ ハードウェア
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 オラクルは、インテルのItaniumマイクロプロセッサ用のすべてのソフトウェア開発を中止すると発表した。インテルの経営幹部が、今後同社がx86プロセッサを中心とした戦略を取り、近い将来、Itaniumプロセッサの製造が中止されることを明確にしたのが理由とのこと。

 すでにItaniumプロセッサを搭載しているオラクルのソフトウェアの従来のバージョンについては、今後も継続してサポートを提供する予定。

 なお、オラクルのソフト開発中止に対し、ヒューレット・パッカード社のデーブ・ドナテリ副社長は「生産性の喪失により何億ドルものリスクを企業や政府にもたらしかねない」としている。これに対し、オラクルは、「その正反対こそが真実です。(中略)HPは、この情報を我々に共通するItaniumのお客様に対して、そうだとわかっていながら差し控えています。オラクルの新バージョンのソフトウェアはItaniumでは実行できなくなりますが、既存のオラクル/Itaniumを利用されているお客様のサポートは継続します。実際に、主なソフトウェア企業の中で、オラクルはItanium向けの開発を中止した最後の企業です」との反論を寄せている。

《冨岡晶》

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