ニコン、高画質3,630万画素デジタル一眼レフ「D800」を3月発売
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予想実売価格は、ボディ単体が300,000円前後、ズームレンズ「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR 」付きの「D800 28-300 VRレンズキット」が400,000円前後。
「D800」は、35mmフィルムサイズに準じた撮像素子搭載のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラにおいて世界最高クラスの高画素数をうたう有効画素数3,630万画素とし、ハイアマチュアからプロのニーズに応えるモデル。新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載する。常用ISO感度はISO 100~6,400で、ISO 50相当までの減感(Lo 1)やISO 25,600相当までの増感(Hi 2)を可能とした。
91Kピクセル(約91,000ピクセル)RGBセンサーを搭載し、「アドバンストシーン認識システム」を採用。光学ファインダー撮影時にも顔認識に対応する。「3D-RGBマルチパターン測光III」により、顔の明るさを考慮した露出制御を行うほか、逆光時の顔の明るさを最適化。同センサーと91KピクセルRGBセンサーの組み合わせで、AF/AE/i-TTL調光/AWBなどの制御精度を高めたとしている。
解像度1,920×1,080ピクセルのフルHD動画撮影機能を備え、撮像範囲は「FXベースの動画フォーマット」と「DXベースの動画フォーマット」の2つから選択可能。「FXベース」は大きな撮像素子ならではのボケ味表現を楽しめ、「DXベース」では焦点距離の短いレンズで被写体をより大きく写せる。なお、動画ライブビュー映像をHDMI出力し、外部レコーダーに直接、非圧縮動画を記録できる。
視野率100%(FXフォーマット時)/倍率約0.7倍のファインダーを搭載。ボディはマグネシウム合金製で、「D700」(2008年7月発売)と同等の堅牢性を保ちながら約10%の軽量化を図った。防塵・防滴性能も備える。
レンズマウントはFマウント(AFカップリング、AF接点付き)、撮像素子は35.9×24.0mmサイズCMOSセンサーでニコンFXフォーマット、記録形式はRAW/TIFF/JPEG/RAW+JPEG、記録メディアはSD/SDHC/SDXC(UHS-I対応)とCF(UDMA対応)、ディスプレイは3.2型液晶、本体サイズは幅146×高さ123×奥行き81.5mm、重さは約1,000g(バッテリ/SDカード含む、本体のみ約900g)。付属品はバッテリ/バッテリチャージャー/アイピース/USBケーブル/USBケーブルクリップ/ストラップ/液晶カバー/ボディキャップ/アクセサリーシューカバーなど。
今回は同時に、「D800E」も発表。販売開始は4月12日、価格はオープンで、予想実売価格は350,000円前後。「D800E」は、光学ローパスフィルターの働きを光学的な構成で抑制して解像感を向上。その他は「D800」と同仕様・同機能となる。
なお、両機種ともパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「CP+(CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW)」(2月9日~12日)において実機を展示する。
《加藤》
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