NEC、エネルギー“見える化”機能装備の中小規模向けビルオートメーション発売
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
「Butics」は、建物の電力・照明・防災等の設備を安全かつ効率的に運用するビルオートメーションシステム。新ラインアップの「Butics-300Ns」は、一般ビル向けの「Butics-NXシリーズ」では別売のエネルギー使用量の「見える化」機能を標準搭載し、導入時から節電対策に活用できるのが特徴。熱源(ボイラー、ヒートポンプなど)、動力(モーター、ファンなど)、照明等の分類別に消費電力の比率を表示(見える化)できる。また、CO2排出量への換算も可能となっている。
また、既存の小規模ビル向けシステム「Butics-100Ns」の機能を拡張し、100Nsに比べ、操作・表示画面のカスタマイズ機能を強化し、電力管理点数を約3倍に拡大した。見える化機能で得られた情報を基に、電力カットする優先順位を決めて、目標とする使用電力量を設定することで、目標値を超えそうになった段階で、電力の使用制限をかけることが可能。これにより、全体の使用電力量を一定に抑える節電対策が可能。導入環境に合わせて最大管理点数274点までの入出力(I/O)ボードを実装した状態で提供する。
なお、NECでは、経済産業省の「エネルギー管理システム導入促進事業費補助金(平成23年度第三次補正予算)」向けに、クラウドサービス連携機能を備えたビルオートメーションシステムを、2012年度下期に提供する予定となっている。
《冨岡晶》
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