「土管化」回避に有効なCEM……ノキアシーメンスネットワークスCEO会見
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「E2Eのビジネスモデルが崩れた現在、CEMのようなソリューションがあれば、グーグルやアップルに勝つなどという挑戦をする必要はなく、彼らのビジネスモデルにネットワークレベルの付加価値を与えることで共存することができるのです」とスーリCEOは主張する。
近年の国内キャリアは土管化を避けることを今後の市場戦略に掲げることが多いが、その施策として一気にサービスやソーシャルなビジネスモデルに注力する傾向にある。しかし、それはまさにグーグルやアップルに対抗することであり、野心的ではあるが、キャリアが最優先で取り組むべき施策かというと疑問が残る。
キャリアならではのネットワークオペレーションの部分で、サービスや機能に付加価値を付けることで土管化をさける可能性はないのだろうか。
インフラを伴うこの部分は、グーグルやアップルがどう頑張っても対抗できないはずだ。NSNのいうLiquid NetやCEMを日本のキャリアの技術によって高度化、洗練していけば、彼らを打ち負かす必要なく、モバイルネットワークビジネス全体で、キャリアのステークホルダーとしてのプレゼンスを高めることができるのではないか。
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