2012年第2Qの国内PCの出荷台数、前年同期比0.8%減で385万台に……IDC調べ
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
2012年第2四半期(4月~6月)の国内クライアントPC出荷台数は、ビジネス市場が178万台、前年同期比1.2%増、家庭市場が207万台、同比2.4%減となった。2012年第1四半期(1月~3月)では2桁成長となったビジネス市場も、流通在庫の調整や、欧米の経済の先行き不透明感から出荷が鈍り低調。家庭市場では、デスクトップPCのマイナス成長(同比15.1%減)が響いた。これにより総計で、国内PCの出荷台数は385万台、同比0.8%減のマイナス成長となっている。
ベンダーシェアでは、2012年第1四半期から順位の変動はなく、NEC レノボグループがトップだった。同グループは、2011年7月に統合し、部材調達コストの削減、技術の共有化、オペレーションの効率化などで成果を上げ、国内出荷台数の約4分の1のシェアを維持している。富士通は、ビジネス市場では健闘したものの、家庭市場向け出荷が振わず、マイナス成長となった。東芝は、ビジネス市場、家庭市場ともにプラス。HPはビジネス市場、家庭市場ともにマイナス。デルは、ビジネス市場でプラス成長を維持したものの、前期に続いて家庭市場が振るわなかったためマイナス成長とのこと。
《冨岡晶》
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