24日に公式ブログ上で、「突然ではありますが、AKB48を辞退させていただきます」と発表した光宗。今夏に発表された組閣で新チームKへの昇格が決まっていたが、その後は握手会などのイベントを度々欠席するなど、体調不良が続いていた。そうした現状に光宗自身も「自分の思う万全の状態で皆さんの前に立つ事が難しくなり、このままでは周りの方にご迷惑をかけてしまう」と考えるようになり、またそれが自身へのプレッシャーとなり、自己嫌悪に陥ってしまうこともしばしばあったという。「体調を万全にするためにも、今はAKBの活動も辞めることが自分にとってはいいのではないか」と考えるに至り、今回活動を辞退することを決断したようだ。
野心家、そう呼ばれることも多かった。Google+で「野心や責任感が、自分を過大評価していると思われるほど強い事やそれを剥き出しにする事はアイドルとして間違ってますか?」と書き込んだり、イベントなどに出席した際には「AKBという団体に入ることを目標としているわけではない」などといった強気な発言が取り沙汰されることが多かった。そうした強い上昇志向のために自分自身を追い込む性格だったがゆえに、“スーパー研究生”というイメージをなかなか払拭できずにいることを思い悩み、それがプレッシャーとなっていたようだ。
加入から約10ヵ月でグループを去ることになった光宗。「ファンの方に限らずメンバーの皆さん、支えて下さっている皆さんに悲しい思いや改めて、ご迷惑をかけてしまっているかと思います。申し訳ありません」と謝罪するとともに、「AKBのメンバーでなくなってしまったとしても、今後も別の形で皆さんの前に立つ事が出来る様、まずは体調を万全にしてベストコンディションになれるよう養生します」とつづっている。