アップル、iOSの開発責任者が退任……地図アプリ問題が関連か
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フォーストール氏は1991年にスタンフォード大学を卒業後、スティーブ・ジョブス氏が率いたNeXTにエンジニアとして在籍。同社が1997年にアップルに買収されたことからアップルに入社。ジョブス氏の片腕としてMac OS Xやモバイル向けOSのiOSの開発責任者を務めてきました。これまでの役職はiOS担当上級副社長。来年まではCEOのティム・クック氏のアドバイザーを務めるとのこと。
Wall Street Jornalは、「iOS6」の地図アプリの問題に関して、ティム・クックCEOの署名で出された謝罪文への署名を拒否したことから辞任を迫られたとの情報を伝えています。また、他の上級幹部との折り合いは以前から悪かったと指摘されています。
組織変更では、同社の製品デザインを統括してきたジョナサン・アイブ氏がヒューマンインターフェースについても担当範囲を広げ、Siri、Mapsなどを担当してきたエディ・キュー氏がiTunes Store、AppStore、iBook Storeなど同社のオンラインサービス全般を担当することになります。フォーストール氏の後任はこれまでもOS開発に携わってきたクレイグ・フェデリギ氏。テクノロジーズと呼ばれる新組織も結成され、同社のワイヤレス関係のプロダクトを統括。担当にはボス・マンスフィールド氏が起用されました。
ティム・クックCEOは「我々はアップルの歴史の中でも最も革新的で素晴らしい製品に恵まれた時代にいます。9月と10月にリリースしたiPhone5、iOS6、iPad mini、iPad、iMac、MacBook Pro、iPod touch、iPod nanoや数々のアプリケーションはアップルでしたか生み出せないもので、世界最高クラスのハードとソフトとサービスが融合した果実です」とコメント。3つの連携により今後も革新的な製品を生み出す姿勢を述べています。
アップル、iOSの開発責任者が退任・・・地図アプリ問題が関連か
《土本学@INSIDE》
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