「9÷0=」の答えは? 小学校算数で出題された問題めぐりネット上で議論 | RBB TODAY

「9÷0=」の答えは? 小学校算数で出題された問題めぐりネット上で議論

エンタメ ブログ
拡大写真
 小学校の算数教育をめぐり、割り算「9÷0=」の答えが「0」だと教える小学校があることを指摘した一般ユーザーのブログ記事がきっかけとなり、ネット上で議論が巻き起こっている。

 同ブログの筆者は、小学3年生の息子の宿題を添削していた際に、この割り算の問題を見つけ、「0で割るって出来ないよな??」と疑問に思ったという。そして、問題の正解答が「0」となっていることについてもさらに違和感を覚えた筆者は、「ひょっとしたら私の考えが間違っているのか、それとも数学界に異変が起きたのか」と不安になりつつも、「割り算っていうのは、かけ算の逆のことをしてるんだ。6÷3=2は、3×2=6の逆をやってるってこと。だから、3÷0=0だとしたら、0×0=3なんてことになっちゃうんだよ。変だろ?」「どんな数字でも当てはまるから、この式には意味がないんだよ」と指摘する。

 このブログ記事は2009年に書かれたものだが、別のユーザーが今月24日にTwitter上でこの記事を引用して「どうしたらこういうことが起きるんだろうか」とつぶやいたことから、瞬く間に拡散。するとTwitter上では、

「9÷0=0なら0×0=9なので小学校レベルで矛盾があると指摘できる」
「0でも9でも困ります。『計算できない』が正解」
「算数では『10個のりんごを0人で分けても誰もリンゴをもらうことがないから、 解なし(正確には未定義)』で良かったはず」
「小学校の先生は、1/0.5をどのように理解しているのだろうか?答えは2だと分かるなら、1/0.1=10というのも分かるだろう。ならば、分母を小さくしていけば、答えはどんどん大きくなることも理解できるはずなのに。。。」

 などと、矛盾を指摘する声が相次ぎ、大きな話題となった。

 また、この問題の矛盾に関してだけでなく、こうした算数教育が小学校で行われているということについて、「9÷0=0と教えている小学校があるんですか!」「(小学校でこうした教育を)やってます。戸惑います」「なんか悲しくなってきた。指導要領はどうなっているのだろう」「小学校、どうなってるんや、、、」などといったコメントが多数上がった。

《花》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

関連ニュース