【Twilio Japan Summit】「ソフトウェア人」の視点で新しいコミュニケーションサービスを……Twilio CEO
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TwilioのAPIは、SkypeやLINEのような音声通話アプリやサービスを実現するためのミドルウェアがクラウドから提供されるもの。インターネットを利用したソフトフォンとの違いは、PSTN(公衆回線電話網)の呼制御も可能なため、携帯電話や固定電話にも接続が可能なことだ。完全なクラウドサービスのため、利用者(開発者)は、高価なライブラリや開発環境を購入せずとも、直接電話をかけたり受けたりする機能をアプリやサイトに簡単に実装できるのも特徴。
Twilioは、日本でこのサービスを展開するにあたって、昨年秋にKWCと業務提携を結んでいる。日本版の正式提供が始まると、日本の開発者は、KWCによる日本語のサポートやドキュメントが利用でき、KWCが販売する050番号とKDDIのネットワークによるキャリア接続が利用できることになる。
講演は、KWC代表取締役社長 山田浩喜氏の挨拶から始まった。山田氏は、「昨年10月にTwilioとの業務提携について発表を行い、このJapan Summitに合わせて、本日10時から日本でのTwilioサービスを『Twilio for KDDI Web Communications』という名称で正式に提供を開始します。」と宣言し、Twilioの米国での成長を受け、日本でも3年目には売上額で10億円、開発者数で1万人(グローバルでは15万人)というアグレッシブな目標を掲げた。
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