ネットワールド、既存機器がそのまま使えるSDN管理ソフト「Anuta nCloudX」発売
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
注目記事
-
瑞原明奈選手や伊達朱里紗選手がアクリルスタンドプレゼント(PR))
-
富士通、SDNに基づく新アーキテクチャー製品を投入……第一弾はIDC向け仮想化製品
-
NEC、通信事業者向けOpenFlow対応スイッチを開発……コアネットワークSDN化を実現

「Anuta nCloudX」は、既存のネットワーク機器をそのまま使って、ソフトウェアでネットワークの構成や制御を柔軟に行うSoftware-Defined Networking(SDN)を実現するソフトウェア。IaaS事業者は、グラフィカルな画面でネットワークサービスを設計し、テナントユーザーに分かり易いアイコンを利用したサービスカタログとして提供できる。テナントユーザーが、サービスカタログから特定のサービスメニューを選択すると、それを提供するための各種ネットワーク機器の設定は、Anuta nCloudXが自動的に実行する。
Anuta nCloudXでは、従来通りのコマンド(CLI/API)を用い、レイヤー2やレイヤー3のルータやスイッチだけでなく、レイヤー4からレイヤー7までの負荷分散機器やファイアウォールなどを含む機器に対して、プロビジョニングが行える。
対応製品は、現在、シスコシステムズ、F5ネットワークス、シトリックス・システムズ(NetScaler)、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズなど。今後、ジュニパーネットワークス、パロアルトネットワークスの製品への対応も予定している。VMware分散仮想スイッチ、ならびに、仮想アプライアンス(Cisco VSG、Cisco ASA 1000V、Cisco CSR1000V、Cisco Nexus 1000V、Citrix NetScaler VPX、F5 BIG-IP、Riverbed Stingray ADC)もサポートする。それ以外の製品については、顧客のニーズに応じて開発、もしくはSDK(ソフトウェア開発キット)の提供を行う予定。
主要クラウド運用基盤(VMware vCloud Director、Citrix CloudPlatform、OpenStack等)の配下でAnuta nCloudXは連携して動作可能。今後はMicrosoft System Center、CA Automation Suite for Cloudsとの連携も予定されている。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/