梅雨と夏は食中毒に要注意!
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しかしながらここ数日、関東では晴れ模様が続いており、6月4日には岡山県高梁(たかはし)市で33.6度を記録。東京都心でも29.1度を観測し、本格的な真夏日となった。すっかり梅雨明けしたかのような陽気ではあるが、油断してはならない。
梅雨と夏時期によく見かけるニュースといえば、「食中毒」だろう。食中毒は1年中発生しているが、雨量の増加によって湿度が高くなる梅雨時期は、細菌の増殖が活発になり、食中毒の発生が増える傾向にある。
実際に、内閣府大臣官房政府広報室が運営する「政府広報オンライン」(最終更新:平成24年6月28日)には、食中毒への注意を呼びかける情報が公開されている。
同広報室によると、家庭で食中毒を発生させないための予防三原則は、食中毒の原因となる細菌やウイルスを「付けない」、「増やさない」、「やっつける」ことだという。食材を買うところから、家庭での保存、下準備、調理、食事(食べるとき)という各段階で、細菌やウイルスの予防三原則を実践することが大事だとし、注意すべき以下のポイントを発表している。
1.食材を買うとき
●消費期限を確認する。
●肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買う。
●肉や魚などは汁が他の食品に付かないように分けてビニール袋に入れる。
●寄り道をしないで、すぐに帰る。
2.家庭での保存
●帰ったら生鮮食品はすぐに冷蔵庫へ保管する。
●肉や魚は汁が漏れないように包んで保存する。
●冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は-15度以下に保つ。
3.下準備
●調理の前に石けんで丁寧に手を洗う。
●野菜などの食材を流水できれいに洗う。
●生肉や魚は生で食べるものから離す。
●生肉や魚、卵を触ったら手を洗う。
●生肉や魚を切ったまな板や包丁は必ず洗って熱湯消毒する。
●ふきんやタオルは清潔なものに交換。台所は清潔に保つ。
4.調理
●肉や魚は十分に加熱。中心部分の温度が75度で1分間が目安。
5.食事
●食べる前に石けんで手を洗う。
●清潔な食器を使う。
●作った料理は、長時間、室温に放置しない。
●温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べる。
6.残った食品
●作業前に手を洗う。
●清潔な容器に保存。
●保存して時間が経ちすぎたものは思い切って捨てる。
●温め直すときは十分に加熱。
今年の梅雨と夏を健やかに過ごすためには、日常的な行動に気を付けて、細菌やウイルスを予防する必要がありそうだ。
梅雨と夏は食中毒に要注意! 細菌とウイルスの予防三原則とは?
《ダイエットクラブ編集部》
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