【インタビュー】「アンドロイドマツケン」のインパクトでスマートテレビの認知度向上……JCN | RBB TODAY

【インタビュー】「アンドロイドマツケン」のインパクトでスマートテレビの認知度向上……JCN

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グランプリの盾を手にする岸氏(右)
グランプリの盾を手にする岸氏(右) 全 4 枚
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 「ケーブルテレビアワード2013」のプロモーション大賞グランプリには、ジャパンケーブルネット(JCN)の「スマートテレビキャラクター『アンドロイドマツケン』とプロモーション曲『アンドロイドマツケンサンバ』」が選ばれた。

 ケーブルテレビ用STBとしてAndroid 4.0を搭載した次世代STB「Smart TV Box」を使用するJCNの新サービス「JCNスマートテレビ」を訴求するために制作されたもので、ロボットスーツに身をまとった松平健が、「アンドロイドマツケンサンバ」を踊るというものだ。グランプリ発表後、JCN マーケティング本部 岸智子氏に、受賞の感想とともに企画の狙いなどについて聞いた。

――グランプリ受賞おめでとうございます。企画の背景や狙いについて教えてください。

岸氏:ありがとうございます。スマートテレビというのは、テレビがインターネット端末になったり、タブレットでも番組が見られるなど、非常に多機能なサービスで、ひとつの機能に絞った説明やPRが難しいものです。また、これまでの生活スタイルやリビングの形も変えてしまうインパクトを持っていますので、それをどのように伝えるかを考えた結果、まずスマートテレビを認知してもらい、新しさや便利さをイメージしてもらえるようなCMがいいだろうということになりました。松平健さんは一昨年からJCNのCMに出ていただいているご縁もあり、幅広い層に訴求できるキャラクターとしてお願いしました。

――視聴者の反応はどうでしたか。

岸氏:ロボット風のマツケンサンバはやはり印象に残るようです。昨年12月からサービスを始めていますが、このCMの話をすることで、難しい話を抜きに説明に入れると営業の中でも好評です。スマートテレビというものを知ってもらうという効果はあったと思っています。

――実際の利用者の年齢層などはどうでしょうか。

岸氏:やはり、サービス開始直後は30代、40代のアーリーアダプターのような層からの反応がよかったのですが、認知が広い層に進むとタブレットの音声認識機能がシニア層に評価されたりして、現在では一般的なケーブルテレビの利用者層の年齢構成と変わらなくなってきています。

――現在のスマートテレビユーザーのうち、タブレットも契約している人はどれくらいの割合でしょうか。

岸氏:タブレットも同時に契約される方はまだ少ないですが、先ほどの音声認識や画面サイズからシニア層にも広がっています。

――CMの第2弾や今後の展開についてお聞かせください。

岸氏:立ち上がりは「アンドロイドマツケン」による認知はうまくいったと思うので、次は商品やサービス説明の王道というか、機能の説明やサービスの中身について訴求するPRを考えています。

――ありがとうございました。

《中尾真二》

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