【CEATEC 2013 Vol.4】エフエム東京がスマートフォンを試作開発……V-Low放送に対応
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V-Lowマルチメディア放送とは、VHF帯(超短波帯)を用いるマルチメディア放送のうち、各地方の都道府県からなる「地方ブロック」を対象とし、99MHz~108MHzの周波数帯を用いて「地方ブロック向け放送」を行う放送。207.5MHz~222MHzの周波数帯を用いる「V-Highマルチメディア放送」は、全国を対象とした放送に割り当てられる。
試作端末は、V-Lowマルチメディア放送の技術方式であるISDB-Tsb方式に対応しており、90MHz~108MHzが受信可能。既存端末をベースとし、主要部品はそのまま使用し周波数特性等の変更を行った端末となる。
端末上部にはワンセグアンテナなどと同様の14cmアンテナを装備。ディスプレイは4.8インチで、本体サイズは高さ140mm×幅70mm×奥行10mm、重量は160g。2,600mAhのバッテリを搭載する。
同機は、10月1日から開催される「CEATEC JAPAN 2013」のTOKYO FMブースにて展示。ブース内で送信されているV-Lowマルチメディア放送の電波を受信してデモを行う。同機はすでに福岡地区のV-Lowマルチメディア放送実証実験にて受信実験を行っており、受信に成功している。
《関口賢》
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