【インタビュー】大切にしたのは“寄り添い感”……ドコモ・ヘルスケア「カラダのキモチ」
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金岡氏 --- 『カラダのキモチ』というのは世界観を大事にしたサービスで、「単なるツールにはしたくなかった」という想いがあります。毎日使ってもらえるような、“寄り添い感”を大事にしたサービスにしたいと思っていました。なので、アプリの中の世界も毎日使えば使うほど世界が変わってくというような仕組みができています。
いろいろな動物やキャラクターが、使えば使うほど出てくる。アプリの中に出てくる女性は自分の分身で、『自分の身体の声』としてアドバイスをしてくれる。自分の身体の声だから素直に聞けるという、機能的な価値以外に情緒的な価値も大事にしました。画面のデザイン、つまり見せ方・演出も苦労しました。もちろん基本機能も大事です。5,000種類のアドバイスや、そのアドバイスをするための体温を分析したりするアルゴリズムも苦労を重ねました。
そういう個々の苦労もありますが、それらをいかにコーディネートして、寄り添い感をいかに大事にするか、その表現をどのようにするかを苦労して作りました。基礎体温などを記録するツールですが、電車の中で使っても違和感なく使え、『毎日感情移入して使える』ということも考えて作っています。
--- カラダのキモチの今後の展開をお聞かせください。
金岡氏 --- 『カラダのキモチ』は6月にリリースし、細かいバージョンアップはすでに複数回しています。ユーザーの声を聞いて、もっと“寄り添い感”や親近感、愛着を持って使ってもらうというところには、まだ工夫の余地はあると思っています。また、現在はドコモのみのサービスですが、他のキャリアで利用できるようにもなり、パートナーとの連携も含めてサービスをより拡充していきたいと考えております。
ちなみに、10月6日に東京日本橋で、妊娠を考えるイベント「いつかママに! 働く女性のココロとカラダ磨き」(主催:シティリビング)が開催され、『カラダのキモチ』も出展した。ブースに立ち寄った人に、このような「ログ活」というものを知っていたか聞いてみたところ、殆どの人が「知らない」と回答。しかし、ログ活をやってみたいか聞いたところ、ほぼ全員が「やってみたい(機会があればやってみたい)」と回答した。『カラダのキモチ』のサービス内容について、どのようなポイントが気になったか聞いたところ、「自動的に基礎体温グラフをつけてくれるのが便利そう」「記録だけでなく、基礎体温に応じたアドバイスをくれるのがいいと思う」などの意見が集まった。
《浦和武蔵》
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