野菜をたっぷり食べたい！ 「好き」過半数なのに、3人に1人が「不足」
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東洋水産は9日、「野菜」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を発表した。調査期間は9月13日～17日で、全国の20歳～69歳の男女300人から有効回答を得た。
まず「あなたは野菜が好きですか」と聞いたところ、「好き」と回答した方がもっとも多く53.7％。「どちらかといえば好き」の31.7％を合わせると、85.4％が“野菜好き”という結果となった。いっぽう「厚生労働省が推奨している野菜の一日の目標摂取量」を聞くと、もっとも多かった回答は「300g以上350g未満」（22.3％）。実際は「350g～400g」とされており、目標摂取の認知はまだ進んでいないようだ。
また、「ふだんの生活での野菜の摂取」について聞くと、「十分に摂れている」と回答した人はわずか7.3％。「摂れていない方だと思う」38.0％、「摂れていないと思う」25.0％、「ほぼ野菜は摂れていない」3.3％などと合わせると、66.3％が「野菜不足を自覚している」と言えそうだ。
次に「野菜がたくさん入っているとうれしいメニュー」を聞いたところ、「ラーメン」が39.8％で1位。以下、「カレーライス」35.2％、「お好み焼き」34.8％と、こってりしたメニューがランクインした。こってりしたメニューにこそ野菜がたくさん入っていてほしいと思う人が多いようだ。「野菜をたっぷり食べたいと思うとき」については、1位「食生活の乱れを感じたとき」43.0％、2位「さっぱりしたものが食べたいとき」32.8％、3位「便秘など、体調の乱れを感じたとき」30.5％という結果だった。
「野菜がたくさん入っているとうれしいメニュー」でも1位となった「ラーメン」だが、「カップラーメンの野菜のボリューム」について聞くと、「不足していると思う」と回答した人が46.3％で大多数。「やや不足していると思う」31.0％と合わせると77.3％もの人が、“カップラーメンには野菜が不足している”と感じていた。「野菜が合うと思うラーメン」を聞くと、1位「味噌ラーメン」23.0％、2位「ちゃんぽん麺」19.7％、3位「塩ラーメン」18.7％の順となっている。
健康に気を使う大人のため、「たっぷりの野菜が手軽に摂取でき、心だけでなく身体も満足するおいしいラーメン」をコンセプトとした新商品が、東洋水産から登場している。東洋水産では、「マルちゃん 大人のこだわり 野菜がたっぷり五目中華そば」「マルちゃん 大人のこだわり 野菜がたっぷり熟成味噌ラーメン」を10月7日より、全国にて販売開始した。シリーズを一新し、一杯で一日に必要な野菜の3分の1以上（約120g）を使用（生野菜換算）という特長はそのままに、スープと野菜との相性をアップさせ、おいしさとこだわり感もアップさせたとのこと。
《冨岡晶》
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