「安堂ロイド」失速…視聴率回復のカギとなる(!?)意外な見どころ
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木村は、同作で、100年先の未来から現代へ送り込まれたアンドロイド・安堂ロイドと、大学教授で天才物理学者・沫嶋黎士(まつしまれいじ)の2役を演じる。沫嶋の恋人で、ロイドが命をかけて守りぬくヒロイン・安堂麻陽(あんどうあさひ)役は柴咲コウ。「安堂ロイド」は、最高視聴率37.6%を記録した大ヒットドラマ「GOOD LUCK!!」(TBS系)の主演コンビがおくるラブストーリーとなっている。
SF要素も大きな見所である同作は、コンセプト・設定協力にアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明と鶴巻和哉を迎えたことでも話題を呼んだ。
しかし、木村×柴咲のヒットコンビに大物制作陣を集めたにも関わらず、第2話視聴率は大幅下落。放送前には大ヒットした「半沢直樹」と比較される形で「大コケも必至」などとされてきた本作。それだけに初回では“大健闘”といえる高視聴率で関係者を安心させたが、第2話で失速。初回放送後には高評価も目立ったネット上でも、再び厳しい意見が噴き出し、賛否両論が巻き起こっている。
「木村が主演でなければ1ケタでもおかしくない」「木村以前に内容がつまらない」と内容を酷評する意見が続々。作品の肝であるSF要素も「SFとしては最低」と不評のようだ。
一方、「本田翼や桐谷美玲ら旬の美女を見るだけでも楽しい」という声も。タレント・伊集院光は、14日に放送されたラジオ番組「月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力」で、「語ったもん負けな雰囲気がすごい」「突っ込みどころがすごすぎる」と“ネタドラマ”として割り切って見た場合の楽しさに熱弁をふるった。
ネット上には、「木村が瞬きをしないように頑張ってるのが面白い」と自分なりの楽しみどころを見つけたファンも見受けられる。いっそネタと割りきって、知り合い同士でツッコミを入れながら見るには大変楽しめるドラマのようだ
なお、今回の視聴率下落には、明石家さんまが司会を務める「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)と「フィギュアスケートGPシリーズ・米国大会」(テレビ朝日系)が裏番組だったことも理由に見られている。強力特番のかぶりがなくなった来週の「安堂ロイド」は、視聴率を回復させるのか。期待が寄せられている。
《花》
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