最新AQUOS PHONE速度調査、ソフトバンクが最速に……全国主要5都市75ヵ所で調査

　調査・マーケティング会社のイードは、札幌市・東京23区・名古屋市・大阪市・福岡市の全国主要5都市の主要駅、観光・レジャー・ショッピング施設計75ヵ所において、携帯電話主要3キャリアの最新AQUOS PHONEにおける通信速度の実測調査を実施した。

　調査に使用したのは、AQUOS PHONE EX SH-02F（ドコモ）、AQUOS PHONE SERIE mini SHL24（au）、AQUOS PHONE Xx mini 303SH（ソフトバンク）の3機種。今回の調査で全75ヵ所の下り速度の平均値が最速だったのはソフトバンク（29.5Mbps）だった。次いでドコモが27.5Mbps、auが22.9Mbpsとなった。ソフトバンクは全75ヵ所中、44ヵ所で下り最速を記録。ドコモは19箇所、auは12ヵ所で最速を記録した。

　全75ヵ所での最速値は、ドコモのAQUOS PHONEが「ももち浜」（福岡市）で記録した59.3Mbpsだった。

■都市別下り平均速度は全5都市でソフトバンクが優勢。地点最速値は3都市でドコモ

　札幌市の結果を見てみると、下り平均速度はソフトバンクが28.8Mbpsで1位。2位はau(26.2Mbps)、3位はドコモ(24.0Mbps)となった。全15ヵ所での最速値はauが北海道庁旧本庁舎で記録した54.7Mbps。

　東京23区の結果を見てみると、15ヵ所中10ヵ所でソフトバンクのAQUOS PHONEが下り速度1位に。15ヵ所の平均速度も26.3Mbpsと1位となった。平均速度2位はドコモ（23.1Mbps）、3位はau（19.0Mbps）と続く。東京23区15ヵ所での最速値はソフトバンクが東京スカイツリーソラマチ広場で記録した49.8Mbpsだった。

　名古屋市では、下り平均速度でソフトバンクが30.8Mbps、ドコモが30.2Mbps、auが25.0Mbpsとなり、ソフトバンクが1位となった。名古屋市の最速地点は名古屋駅銀の時計広場で、ドコモ端末が58.4Mbpsを記録した。

　大阪市の結果を見てみると、下り平均速度で31.4Mbpsでソフトバンクが最速に。次いでドコモが30.2Mbps、auが21.9 Mbpsとなった。大阪市の最速値は新大阪駅中央改札でドコモが記録した56.2Mbpsだった。

　福岡市では、下り平均速度でソフトバンクが30.5Mbps、ドコモが30.2Mbpsと接戦となった。福岡市15ヵ所での最速値はドコモがももち浜で記録した59.3Mbpsだった。

【調査概要】
調査名：全国主要5都市AQUOS PHONE速度実測調査
調査対象：携帯主要3キャリアのAQUOS PHONE：
NTTドコモ：AQUOS PHONE EX SH-02F
KDDI(au)：AQUOS PHONE SERIE mini SHL24
ソフトバンクモバイル：AQUOS PHONE Xx mini 303SH
調査期間：2014年3月1日（土）～3月7日（金）
利用データ：スマートフォン向けスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」の計測データ
対象エリア：札幌・東京23区・名古屋・大阪・福岡のそれぞれの主要な駅、観光・レジャー・ショッピング施設など75ヵ所
対象通信方式：LTE
調査手法：「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用し、各地点で全端末同時に3回速度を測定し、その平均値を算出。測定箇所は施設入り口付近。