エドウイン14-15AWはハイウエスト流行で復活か
エンタメ
その他
注目記事

リーはステイブルー、エドウインはキープブルーと名付けた。通常のインディゴ染料とは異なる染料で染めているため、通常のデニムより色落ちしにくい。リーは濃紺とやや明るい紺の2色のワンウォッシュと、ブラックを展開する。エドウインは濃紺、超濃紺、やや明るい紺の3色のワンウォッシュ展開となる。これをエドウインではスキニー、テイパード、細身ストレートの3シルエットでそろえる。
この商品が生まれたきっかけは、都心のセレクトショップやダブルネームを展開するSPAブランドから「色落ちしにくいブルーデニムが欲しい」という要望が多かったためで、同社の営業担当者は「デニムの売れ行きが回復傾向にあるが、カラーパンツの1色として見られているようだ」という。また、色落ちしにくいデニムの要望は従来型のジーンズチェーン店からは少ないとも話す。
コストパフォーマンスの高さがエドウインの真骨頂で、ステイブルーの中心価格は1万1,000円、キープブルーの価格は9,500円と設定されている。
またエドウインのウィメンズでは好調が続く、ジャージーデニムシリーズ「ジャージーズ」に防寒商品を投入する。通常の生地の裏側にフリースをボンディングしたもの。
セレクトショップへの販売が好調なリーのウィメンズでは、全般的に股上が深くなる傾向にある。従来型のスキニーパンツとタイトスカートに加えて、股上が深くなったハイウエストスキニー「ハイスキニー」やハイウエストのタイトスカートを打ち出す。これはバブル絶頂期から90年代半ばに掛けて流行したシルエットで、約20年ぶりの復活となる。今後ハイウエストが市民権を得たなら、大規模な買い替え需要が想定されるため期待が掛かる。
《ファッションライター南充浩》
特集
この記事の写真
/