“日本の床に合わせて開発”…シャープ、コードレス掃除機の新製品発表
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コードレス掃除機市場、シャープではアイロボットの『ルンバ』に代表されるロボット型の2014年度需要は、2011年度の18万4000台からおおよそ1.8倍に拡大する、34万5000台と予測。
一方、イギリスのダイソンやスウェーデンのエレクトロラックスが勢いを増すスティック型の2014年度需要は、2011年度16万2000台からおおよそ4.9倍に拡大する、80万台と予測。
コードレス掃除機が堅調な動きを示すことついて、シャープでは、女性の社会進出が進んだことや高齢化社会の到来により、「掃除に時間をかけたくない」、「もっと楽に掃除がしたい」、「気づいた時にサッとお掃除したい」といった、掃除機に対するニーズの変化があると見ている。
シャープの新商品フリード(EC-SX200)は、新開発の軽量モーターの採用により、本体部で約1.5kgと軽量でスリムなデザインを実現。運転時間は最長で約20分、バッテリーを別体とし急速充電器を用意することで充電時間を約80分に短縮した。
2台目に購入するイメージがあるスティック型掃除機、シャープ健康・環境システム事業本部の奥田哲也氏は「お客様の使い方をみますと、日頃よく手にする掃除機がスティック型になってきていますので、我々も、メイン、サブという考え方を変えていかなければなりませんでした。“どれだけパワーがあるのか”、“ゴミの捨てやすさ”、“電池がどれだけ持つのか”といった、基本性能がスティック型にも求められます」と話す。
実際に、新商品を手にすると本体が軽量に仕上げられたことにより片手で扱うことが苦にならない。また、スイッチを入れてみるとフローリングの目地に溜まったホコリまでしっかりと吸い上げるパワーを持っていた。
奥田氏「日本の床に合わせて開発したのがフリードです。部屋に置いたときのデザイン性にもこだわりました」と新商品の仕上がりに自信を示した。
《編集部》
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