ソフトバンク、ロボット事業に参入……世界初の感情認識ロボ「Pepper」発表
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「Pepper」は、高さ121センチ、重さ28キログラムの人型ロボット。6月6日より、ソフトバンク表参道およびソフトバンク銀座にソフトバンククルーとして「Pepper」を設置。順次、配置店舗を拡大する。さらに2015年2月より、本体価格19.8万円で一般販売を行う。
「Pepper」は、周囲の状況を把握して自律的に判断し行動する、独自のアルゴリズム(計算方法)を搭載。最新の音声認識技術、関節技術、人の表情と声のトーンを分析して人の感情を推定する感情認識機能を搭載している。これにより、親しい友人や家族と接するように、自然なコミュニケーションを楽しむことが可能とのこと。
さらに、吉本興業グループのよしもとロボット研究所の協力により、お笑いやダンスなど多彩なエンターテインメント機能も用意されている。今後の一般販売までに、学習し成長していく機能も実装される予定。またPepperの各機能を組み合わせた動作プログラム「ロボアプリ」をダウンロードすることで、機能拡張できる仕組みも提供される予定。
ソフトバンクグループ代表の孫正義氏は「創業以来、“情報革命で人々を幸せに”という経営理念を掲げてきました。この理念の実現のために、当社は新たな事業領域となるロボット事業へ参入し、感情エンジンと集合知によって進化するクラウドAIを用いて、人を笑顔にできる、愛情を持ったロボットの開発を目指します。第一弾として、世界初の感情認識パーソナルロボットPepperをアルデバランと開発しました」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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