幼児のデジタル機器使用、保護者の心配は「視力」と「表現力・想像力」
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「日常のデジタル機器利用」に関しては、「利用している」保護者が48.2%、「利用していない」保護者が51.8%とほぼ半々という結果となった。一方で幼児・小学生期にデジタル機器に「接してほしい」と考えている保護者はわずか12.6%で、41.7%が「接してほしくない」と考えていることがわかった。「接してほしくない」理由としては「目が悪くなる」が39.5%、これに「表現力や想像力を損ないそう」の31.4%が続いた。いまや大人の生活には欠かせないものになりつつあるデジタル機器だが、子どもの利用には慎重な保護者が多いようだ。
学校でも教育ICTの利活用が進められており、政府は児童・生徒1人1台のタブレット端末整備の目標を6年後の2020年としている。「教育ツールとしてのデジタル機器」についても「利用したくない」(あまり利用したくない:22.7%、利用したくない:6.7%)と回答した保護者が約3割いた。公教育での本格導入には、保護者の理解促進も課題となりそうだ。
ところで保護者は、子どもの成長において何を大切にしているのだろうか。「幼児期ならではの幅広い体験をいろいろすること」(66.2%)、「自然や季節の移り変わりを感じられる体験をすること」(64.4%)と体験を重視している保護者が多く、また「きちんとしたしつけでルールやマナーを学ぶこと」(63.2%)も大切に考えている保護者が多いことがわかった。
調査は2014年2月14日から20日まで実施し、494の有効回答を得た。
《田村麻里子》
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