【木暮祐一のモバイルウォッチ】第61回 iPhone 6 の「ヘルスケア」アプリが健康管理デバイスの世界を変える
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今回、iPhone 6/6 Plusの発表とともに、Apple Watch(2015年以降発売)もお披露目されているが、こうした「ウェアラブルデバイス」は身体に密着させて常にユーザーと行動を共にするものであり、単に歩数や心拍といった情報に留まらず、さまざまなユーザー情報を収集することが可能になっていくだろう。生体情報を収集するヘルスケア関連機器やウェアラブルデバイスの開発には、今後様々なメーカーが参入が予想される。これまでに想像もできなかったようなユーザーの情報を取得するデバイスも登場することも考えられるだろう。しかし収集されたデータは、あくまでユーザー自身のプライベートなデータである。従って、ユーザー自身がデータを一元管理できることが重要であり、またそうしたデータを活用する場合(医師やトレーナー等から助言を受けたい時など)、やはり一元管理されていたほうが利用しやすいはずだ。そうした点で、今回、iOS 8で利用可能になった「HealthKit」と「ヘルスケア」アプリは、今後のITヘルスケア業界にも大きな影響を与えそうな予感がする。
ちなみに筆者も各種ウェアラブル系デバイスを試しているが、中でもお気に入りは、サムスン電子製の「Gear Fit」である。腕時計型デバイスも様々なものを試したが、このGear Fitは軽くて装着感も悪くなく、好みは分かれるだろうが筆者としてはデザインもかなり気に入っている。しかし、大変残念なことは、対応するのがサムスン製スマートフォンに限られることである。Gear Fitを使うためには、サムスン電子製スマートフォンを使わざるを得ない。本音を言えば、このGear FitもiOS 8の「ヘルスケア」でデータを管理できれば嬉しい限りだが、両社の関係を考えるとそう簡単ではなさそうだ。
《木暮祐一》
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