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「目的地より車中に醍醐味感じる」……ドライブと音楽に関する調査

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カーオーディオは重宝しているか?
カーオーディオは重宝しているか? 全 10 枚
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 「ひとりドライブ」に関して「どのくらい歌を歌っているか」を聞くと、「熱唱する」6.4%、「まあまあの声量で歌う」34.2%、「はなうた(口ずさみ)程度で歌う」41.8%と、82.4%が歌を歌うという結果に。車を一種の「リフレッシュ空間」として活用しているようだ。

 カーオーディオの音質に関しては、改善したいと思うかとの問いに、「かなりそう思う」6.3%、「まあまあそう思う」24.0%、「やや思う」27.5%と、57.8%のドライバーが「改善したい」と回答している。音質に関しては、まだ不満もあることがわかる。

 従来、カーオーディオで聴くものといえば、車載のラジオやCDがメインだったが、近年、スマートフォンとの接続や、車載本体のコネクティビティ機能の充実により、インターネットラジオやストリーミング配信など、コンテンツの幅がぐっと広がっている。こうした変化を考えると、今後ユーザーから、「より豊富なコンテンツをより満足のいく『音質』で、もっと楽しみたい」といった期待が高まっていくと予想される。

 このような車中の環境充実が求められる中、オーディオメーカーのボーズでは、「カスタムデザイン・アプローチ」=専用設計というスタンスを、すべてのモデルで徹底してきた。ただスピーカーを組み込むのではなく、その車のコンセプトや特性に応じたスピーカーシステムの設計やレイアウトを考案。また、車室内の形状やインテリアの材質、そして人が座る位置といった、音響設計に影響する条件をあらかじめ把握した上で、その車に最適化するべく音のチューニングを施していく。このように、ボーズは車両開発の初期段階から車メーカーと連携することで、車種ごとに最適なサウンドシステムを提供しています。こうしたアプローチによって、車の中にいながら、まるでコンサートホールにいるようなリスニング体験を味わうことができる。

 同社では、演奏者の立ち位置が思い描けるほどの臨場感を味わえる「Advanced Staging Technology」、走行中もストレスフリーに音楽が聴けるAUDIOPILOT技術」、ステレオからサラウンドへと音を広げる「Centerpoint 2バーチャル・サラウンド機能」という3つの新機能に注力。

 「Advanced Staging Technology」は、キャビン前方のスピーカー数を追加し、独自の信号処理技術を駆使することで、よりクリアで正確な「音像」と、より広がりのある「音場感」を生み出す技術。たとえばヴォーカルは前方中央から、その左右から楽器音というように、まるでステージのライブ演奏を聴いているかのように、楽曲を構成するそれぞれの音がよりリアルに聴こえる。車の中で、コンサートホールの特等席のような感動を体験できる。

 「AUDIOPILOT」は、走行中のノイズによって掻き消された音量や楽曲バランスの崩れを自動的に補正する、ボーズ独自の走行ノイズ補償システム。ノイズによって影響を受けた再生音の変化を、リアルタイムに補正し、自然で快適な音を楽しめる。

 「Centerpoint 2バーチャル・サラウンド機能」は、独自の信号処理技術を用いて、ステレオ(2ch)音源を擬似的にサラウンドサウンドに変換して再生する技術。CD、ラジオ、スマートフォンに収めたMP3などの圧縮音源に対応。お気に入りの楽曲を臨場感溢れる立体的な音で再生する。
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《RBB TODAY》

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