【レビュー】端末付き格安SIM、気になるサポート体制は?……BIGLOBE「うれスマ」を使ってみた
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さて、どうしたものかと頭を悩ませていたところ、ちょうどBIGLOBEの「うれスマ」を長期レビューする機会を得た。これ幸いと環境を移行させて、メイン端末として利用してみたので、その様子をレポートしたいと思う。
■通信量を自動で節約するアプリ「オートコネクト」
「うれスマ」とは端末が付いたMVNOサービスのこと。同社の「BIGLOBE LTE・3G 音声通話SIM」を購入した際に、SIMを使える端末がセットで提供される。今回利用するのは「LG G2 mini for BIGLOBE」。11月3日までに、BIGLOBEのサイトから申し込んだ場合、4種類ある料金プランのうち一番安価な「エントリープラン」の料金と、端末の購入金額にあたる「アシストパックC」の料金を合わせて、月額料金は2,980円(税別、以下すべて税別)となる。通話料もデータ通信料も月額固定なキャリアのプランを利用した場合、2年縛りで端末代抜きでも、基本使用料が7,000円近くかかる。「うれスマ」にしたことで、月額基本料は半額以下に収まった。
「LG G2 mini for BIGLOBE」はLG製の最新スマホで、使い勝手は一般的なAndroid端末と変わらない。安価な料金プランを利用する場合、データ通信量の上限に気を遣う必要があるが、「BIGLOBE LTE・3G 音声通話SIM」は公衆無線LAN接続サービス(Wi-Fiスポット)を追加料金なしで利用できるのが大きな強みとなる。ファストフードや喫茶店のほか、JRの主要駅や空港などに設置されているので、ネットが使いたいときには移動すれば問題なし。Wi-Fiに接続されるので、ここならいくらネットを使っても、LTE/3Gのデータ通信量は加算されない。
なお、「LG G2 mini for BIGLOBE」では、BIGLOBEの公式アプリ「オートコネクト」が用意されている。このアプリが付近で利用できるWi-Fiスポットに自動で接続してくれるため、レビュー期間中は意識しなくても、自動でLTE/3Gによるデータ通信量を節約してくれた。もちろん使い方次第となるが、自宅と会社の無線LANも併用すれば、月のデータ通信量を「エントリー」プランの上限となる1GB以下に抑えることは十分可能と思われる。
そのほか、「オートコネクト」にはネットを賢く利用するために、さまざまな機能が用意されていた。月内のデータ通信量の推移をグラフで見られるほか、指定値を超えた場合にはアラートで通知。付近のWi-Fiスポットを地図上に表示することもできるので、探して歩き回ることもない。Wi-Fiスポットを常時検出していると、バッテリーを消耗しそうなものだが、設定画面から検出のタイミングを指定できるのも大きな魅力だ。「Wi-Fiに接続する電波の強さ」や「Wi-Fiを切断する電波の強さ」などを調整することで、遅い回線を捕まえてイライラすることもなくなった。
《丸田》
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